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研究費申請、格闘中

2008年10月25日 | 仕事・研究
ブログのテンプレートにはりねずみがあったので、変えてみました。なんだか秋らしくなったような?前のおたまじゃくしも気に入ってたし、グリーンもよかったのですが、まあ時々目先を変えようかと。

ところで先週くらいからずうっと研究費の申請書書きに奮闘しています。準備段階から言うと、8月にアメリカから帰国してから頭の中でぐるぐるやっていて、9月に入って周りの人にアイデアを話してサジェスチョンをもらい、パワーポイントに内容をまとめて、さらに複数の先生方に話を聞いてもらい、最終的に大学時代の恩師にアドバイスをもらって体制を固め、そしてようやく2週間くらい前から文章に落とし始めました。

この時期、世の中は科研費申請一色だと思いますが、私は無謀にも、それに加え、別の申請を後2本平行して書くことを考えました。もちろん別テーマです。

大学は10月(後期)に入ってからはとにかく忙しくて、ここにも書いてますが、実習はあるし(しかも解剖という手間のかかる実習だし)、3年生は研究室配属になるし、新しいゼミは始めるしで、全く時間がなくなってしまいました。最近は、あまりにも夜なべをするので毎朝ぐったりです。周囲の人が心配して「大変だねえ」と同情してくれるのですが、実は私は研究計画を書くのが大好きなのです。

新しいアイデアを練り、論文を読みまくり、いろんな人と話して、自分の頭の中がどんどん整理され、新しい情報が蓄積され、方針が明確にされ、しかも書き終わったときの達成感。まあ自己満足の範疇でしょうが、、、。

さて、三本の申請書のうち、一本はすでに事務局に提出しました。あとはマイナーチェンジで郵送できるでしょう。これは大変な狭き門で、採択率が10%以下のものなので、「チャレンジすることに意義がある」くらいの心づもりです。所属の科研費の〆切は月曜日なので、この土日はとにかく科研費に集中。今、まだ途中ですが、とにかく明日には必ず形にします。その後、休まずに次の申請書に取り組む予定です。

同時並行で、免疫学会の1min.presentationを作成して送ること、近隣で行われる東北家畜衛生協議会に出席すること、大学法人化の専門部会に出席すること、実験、学内の会議などもこなさなければなりません。11月の第2週くらいには申請書が片づき、通常の生活に戻れるでしょう。後、少しです。

追伸:科研費を申請する全ての人にお勧めします。今年私は初めて自分のアイデアをパワーポイントにまとめて周囲の先生方に聞いてもらうということをやりましたが、これはいろんな点で非常に有効な方法だと思いました。まず、自分の頭が整理されます。引用文献などもまとめるので、あとで「あれどこに書いてあったっけ?」と探すことがなくなります。いったん参考図表などをまとめるので、申請書に図表を書くときはそれを持ってくるだけでOK.しかも、聞いて頂いた方から質問が出たりしますから、そこを補充、補充、とやっているうちにどんどん不明瞭なところがなくなっていきます。すでにそういうことをなさっている先生方も多いことと思いますが、駆け出しの若い先生方には参考になると思いましたので、書いておきました。
コメント (4)
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