今日は東北家畜衛生協議会に参加のため、岩沼まで行ってきました。この会は東北六県の主に家畜保険所の方々が集まる検討会です。本日の話題は鳥インフルエンザとウシ白血病。十和田湖の白鳥にインフルエンザウイルスが検出された話題はまだ記憶に新しいところですが、それに対する行政対応について、担当者からのお話がありました。昨年は豚コレラの擬似患畜発生についての話で、毎年とても興味深い話が聞けます。私は授業で動物衛生学(家畜衛生)を教えるので、現場の話は常に聞いておかなくてはなりません。
しかし、鳥インフルエンザに関しては、簡易検査で陰性で、なぜウイルス分離されるのかと不思議でしたが、検体の状態によるところが大きいのだと聞いて納得しました。つまり、野鳥などは「死んで」発見されるのですから、損傷もあるし腐敗が進んでいたりして、検査はそう簡単ではないのですね。しかし簡易検査で陰性でも、今は鳥インフルエンザが疑われる例はウイルス分離まで念のためやっておこう、という姿勢が功を奏しているわけなんですね。
それからおもしろかったのは「私はやっぱり東北はわからん」ということ。秋田の事例と青森の事例が紹介されたのですが、いずれも十和田湖の白鳥で、二つの県にはまたがってますが、水続き、地続きの土地なのですね。地図を見せられるまで位置関係がわかりませんでした。
それからウシ白血病。
この病気の原因ウイルスは私も大変なじみのあるレトロウイルス。
最近もまったく減ってないのですね、この疾患は。
ヒトの白血病はほとんどの場合うつらないタイプのがんですが、動物の白血病は感染症です。ヒトで言うとHTLVIによる白血病と考えてもらえばよく理解されると思います(ヒト成人T細胞白血病)。
この協議会はいつも一泊二日で行われますが、私は泊まれないので、いつも日帰りです。だから近隣で開催されるときしか行けません。どうも来年は青森らしいので、おそらく参加できません。残念です。
しかし、鳥インフルエンザに関しては、簡易検査で陰性で、なぜウイルス分離されるのかと不思議でしたが、検体の状態によるところが大きいのだと聞いて納得しました。つまり、野鳥などは「死んで」発見されるのですから、損傷もあるし腐敗が進んでいたりして、検査はそう簡単ではないのですね。しかし簡易検査で陰性でも、今は鳥インフルエンザが疑われる例はウイルス分離まで念のためやっておこう、という姿勢が功を奏しているわけなんですね。
それからおもしろかったのは「私はやっぱり東北はわからん」ということ。秋田の事例と青森の事例が紹介されたのですが、いずれも十和田湖の白鳥で、二つの県にはまたがってますが、水続き、地続きの土地なのですね。地図を見せられるまで位置関係がわかりませんでした。
それからウシ白血病。
この病気の原因ウイルスは私も大変なじみのあるレトロウイルス。
最近もまったく減ってないのですね、この疾患は。
ヒトの白血病はほとんどの場合うつらないタイプのがんですが、動物の白血病は感染症です。ヒトで言うとHTLVIによる白血病と考えてもらえばよく理解されると思います(ヒト成人T細胞白血病)。
この協議会はいつも一泊二日で行われますが、私は泊まれないので、いつも日帰りです。だから近隣で開催されるときしか行けません。どうも来年は青森らしいので、おそらく参加できません。残念です。