今週は豚の解剖実習をしました。
毎年、必修で形態の実習が4回あるのですが、うち2回は、と場臓器を使って観察とスケッチ、あと一回は骨の標本を見て観察とスケッチを行っています。生体を使う解剖はこの一回だけ。そしてほとんどの学生にとって、一生に一回の解剖だろうと思います。また、この実習では解剖の後、豚を解体し、精肉して他学年の食品加工実習に使ってもらっています。もちろん解剖の前には付属農場で飼育管理の実習が行われています。
そういう一連の「肉ができるまで」を体験してもらい、また、動物の体のしくみを知る貴重な実習なのですが、ホントに大変な実習で、ここで1年の精も根も尽き果てるくらい消耗します。実習の終了はバスの最終時間を超えてしまいますし、学生のみなさんも相当疲れる実習でしょう。しかしやはりどうしても、避けては通れない実習です。食べることは命をいただくこと。毎日生きていくのは当たり前のことではなく、体は日々命じられなくても働き、活動しています。この実習で感じたことを今後の学習にぜひ活かしてもらいたいです。
毎年、必修で形態の実習が4回あるのですが、うち2回は、と場臓器を使って観察とスケッチ、あと一回は骨の標本を見て観察とスケッチを行っています。生体を使う解剖はこの一回だけ。そしてほとんどの学生にとって、一生に一回の解剖だろうと思います。また、この実習では解剖の後、豚を解体し、精肉して他学年の食品加工実習に使ってもらっています。もちろん解剖の前には付属農場で飼育管理の実習が行われています。
そういう一連の「肉ができるまで」を体験してもらい、また、動物の体のしくみを知る貴重な実習なのですが、ホントに大変な実習で、ここで1年の精も根も尽き果てるくらい消耗します。実習の終了はバスの最終時間を超えてしまいますし、学生のみなさんも相当疲れる実習でしょう。しかしやはりどうしても、避けては通れない実習です。食べることは命をいただくこと。毎日生きていくのは当たり前のことではなく、体は日々命じられなくても働き、活動しています。この実習で感じたことを今後の学習にぜひ活かしてもらいたいです。