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新しいことを見つけるって楽しい!

河北新報への連載が終わりました。

2013年10月01日 | 仕事・研究
4月から毎月月末に書いていた河北新報の「紙面センサー」が終わりました。半年ずつ交代していくので、次はまた別のどなたかが執筆されるのでしょう。3月から毎日河北新報を半分義務的に読む日々が終わり、ややほっとしています。書くのも読むのも大好きですが、締切がある仕事、そしてもともと取ってた全国紙と2紙を朝読むのはほぼ不可能ということで、それなりに大変な半年でした。

率直に言えば、河北は全国紙と比べて深く読む記事が少ないです。
しかし、この地域の情報は全国紙の比ではありません。半年間、とくにそういった地方の記事を楽しみました。
青葉祭りもせんくらも、河北に特集されるので今までよりずっと身近なものになりました。

そして思ったのが、これほど毎日実りの豊かな日常があるのはすごいなと。
都会の人から見たら刺激のないどうってことない日々かもしれませんが、ものが生み出される土地なんですね、東北は。それがすごいです。

期せずしてくどかんさんが「あまちゃん」を振り返って地域の持つ力について(いや、正確には「おもしろさ」について)、全国紙に書いていて、まさにそうだなあと思ったんです。地元の人には当たり前すぎるんでしょうが、もっと発信していってほしいです。そしたら日本全国の人が、もっとこの豊かさを知ることができる。まあそれが河北新報の任務だなと(すいません、エラそうすぎますが)。

きっとね、どこの地方にもこの力はあるのでしょう。
でも私はいま仙台にいるから、東北を、宮城を応援します。

それにしても締切のタイミングが悪くて楽天の優勝について書けなかったのが残念、だけどイーグルスのおもしろさも地方のおもしろさとイコールです。
けしてすごい選手がそろってるわけじゃない。だから野球がおもしろい。良くも悪くも期待を裏切られます。これからもますます注目ですね。

うちの大学も弱小地方公立大だけど、同じおもしろさがある、かもしれません。
後期が始まり、ちょっと考えるところがあるのでまたそれについても書きたいと思います。

これまで半年間読んでくださった皆さんには深く御礼申し上げます。




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