(入社試験。りゅうせきブログより引用。)
「サンヨネ」という地元の食品スーパーがある。この店は他店よりも安いということはないのだが、不味いものを売らないので地元ではファンが多いと昨日述べた。
このたびの消費税値上げで3月末の駆け込み需要が多かった。4月1日の増税当日、テレビがあるスーパーを取材して、店員に「昨日まで大忙しだったのに、今日は閑古鳥ですわ」と言わしめていた。そんなこと当たり前ではないか!
「サンヨネ」はどうしたかと言うと、4月1日と2日は消費税を値上げしなかった。そして3日目を休日として、おもむろに店内の消費税増税への対応を行った。そのため、混乱も閑古鳥もなかった。
こういうのを経営者の「実力」というのだ。テレビで取材されたスーパーの経営者は凡庸である。
企業が新入社員を採用するに当たりインターンシップを行なうのは、こういう「実力」をもった学生を試験だけでは識別できないからだと思われる。