(樽見鉄道第3種踏切。ウィキペディア「踏切」より引用。)
30年前、精神科病院に勤めていたころ、患者さんの鉄道自殺に2回遭遇した。列車のダイヤは乱れたが、鉄道会社は2ケースとも「不幸な出来事だから」と損害賠償を請求しなかった。
このたび認知症患者の鉄道事故死について、鉄道会社から家族に損害賠償請求があり、裁判所は家族に注意義務違反として賠償を命じた。
30年前に比べて鉄道会社が冷たくなったのだろうか?それとも、もしかして家族が鉄道会社に賠償を請求したので、鉄道会社が態度を硬化させたのだろうか?むかしは、どちらがどちらを責めるということはなかったのだが・・。