(アジェット婦人画報社刊。)
うまれたてぼうの
もっちん
上の記事の意味がお分かりになるだろうか?写真の絵本とは別だが、私が幼稚園のころの月刊の絵本に、上の文章が書いてあった。
分からないので親に訊いた。多分「生まれたて坊のもっちん」で「搗き立ての餅のことだろう」とのことだった。だが、現在まで餅を「もっちん」というケースに出会ったことがない。
おはたをたてて
くるまにのって
はつにのにもつは
いいことね
という記事もあったことは、いつぞや書いた。「お旗を立てて車に乗って初荷の荷物はいいことね」ということなのだろう。初荷を積んだトラックの絵が描いてあったから。むかし、初荷はお祝いの旗をいくつも付けて運んだ。
最後の「いいことね」が意味が分からない。「初荷の荷物」も同語反復だ。
今の絵本はそんなことはないが、むかしの絵本には作家の独りよがりの文章が書いてあった。子どもはもちろん大人が読んでも意味が分からないフレーズが、幼児用絵本に書かれた一時期があったのだ。
うまれたてぼうの
もっちん
上の記事の意味がお分かりになるだろうか?写真の絵本とは別だが、私が幼稚園のころの月刊の絵本に、上の文章が書いてあった。
分からないので親に訊いた。多分「生まれたて坊のもっちん」で「搗き立ての餅のことだろう」とのことだった。だが、現在まで餅を「もっちん」というケースに出会ったことがない。
おはたをたてて
くるまにのって
はつにのにもつは
いいことね
という記事もあったことは、いつぞや書いた。「お旗を立てて車に乗って初荷の荷物はいいことね」ということなのだろう。初荷を積んだトラックの絵が描いてあったから。むかし、初荷はお祝いの旗をいくつも付けて運んだ。
最後の「いいことね」が意味が分からない。「初荷の荷物」も同語反復だ。
今の絵本はそんなことはないが、むかしの絵本には作家の独りよがりの文章が書いてあった。子どもはもちろん大人が読んでも意味が分からないフレーズが、幼児用絵本に書かれた一時期があったのだ。