院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

60年代アメリカのミーハーポップス

2014-04-29 00:27:15 | 音楽

昭和レトロ倶楽部HPより引用。)

 中学生のころ、東京にはFENというアメリカ進駐軍の英語のラジオ放送があり、そこに「トップ・トゥエンティ」という番組があった。アメリカの流行歌の最新ヒットチャートを紹介する番組である。のちにそれらの流行歌はミーハーポップスと呼ばれた。

 だが私は、なんと良い曲なのだろうと思った。英語の歌詞が分からないから、メロディーとサウンドだけ聴いて、良いなあと思ったのだ。

 私がモダンジャズにハマったのはその2,3年後で、ちょうどビートルズが爆発的に売れた時代だった。モダンジャスから見ると、ミーハーポップスもビートルズもメロディーが単純で、似たようなものに思えた。だが、中学生のときには、こういう曲を作る人は天才だと思ったものだ。

 リトル・ペギー・マーチという15歳の女の子の歌がヒットした。このメロディーは現在でも聴くことがある。

 I will follow him.(Youtube)

 ロネッツという女性グループの歌は、FENで初めて聴いたときにから素晴らしいと思った。これも現在でも歌われるのではないか?このようなスローテンポで聴かせる曲はめったにない。

 Be my baby.(Youtube)

 次の曲もFENで一位になったが、日本ではさほど受けなかったように記憶する。私にはとても良い曲だと思えたのだ。すんなり入ってきて、ひっかからない曲だ。

 Navy blue.(Youtbe)

 これらを「懐かしい」と思われる方は、ご同輩である。若い方々には、これらはどのように聴こえるのだろうか?いかにも古臭いと感じられるのだろうか?だが、現在の流行歌で映像や踊りなしで聴ける流行歌がどれだけあるだろうか?AKB48なら、映像なしで聴けるのはフォーチュンクッキーだけだ。