(amazon より引用。)
ディズニーのアニメ「アナと雪の女王」が大ヒットしているそうだ。これからアニメも本格的な3D時代に入るが、今後の改良の余地は人物の顔の表現に残されているだろう。あそこまでの表情は手描きのアニメでは表わせない。
CG業界では、表情をどうやってコンピュータに馴染みやすくするかが大問題になっているらしい。数学で、これまであまり利用されていない数式がCGでの表情表現に役立つという。数学科出身者が活躍できる場が増えたわけだ。これまでは、数学科出身者は教師になるのでなければ、金融工学くらいしか進路がなかった。
今、クラウドやビッグデータを扱うのに数学の知識が必要になった。CGでは数学がもっと必要になるというから、就職先が限られるという理由で数学科を敬遠していた学生が、数学科に戻ってくるかもしれない。
残念なことに「アナと雪の女王」はミュージカルのようだ。私がミュージカルを理解できないことは「ミュージカル大嫌い」(2007-08-14)に書いておいた。