お借りしているオーディオマニアには憧れのMcIntosh(マッキントッシュ)の真空管式プリアンプC22(復刻版)だが、イルミネーションの暗いのが気になって、もしかして、輸入品の関係で入力電源電圧が合っていないのかと思い、本人に確認したら、記憶では内部に切り替えが有るらしいが、購入時から、そのままで使用しているとのこと。
取り扱い説明書(英文なので、語学能力の乏しい私としては、絵で判断するしかないが)には載っていない様で、仕様のところにAC230V入力のラベルを貼ってあるし、本体のACコード部分にも同じ表示がしてある。(だから、ACプラグのタイプが違うみたいだ)
そこで、カバーを開けて確認することにした。
入力電圧の切り替えは電源ユニットプリント基板に有るコネクタ3個に電源トランスのコネクタを差し替えることで行っており、その部分の電源トランスシールドカバー側面に表示が有った。
AC100V/120V/230Vのコネクタが3個有る。
AC120V用コネクタに刺さっていたので、AC100V用コネクタに差し替える(ワンタッチで良く考えられている)。
出力電圧を測定してみると
120V時 B電圧:229V ヒーター電圧:-10.23V
100V時 B電圧:280V ヒーター電圧:-12.48V
でした。(ちょうど入力電圧比でした)SACDを再生してみたが、音は、聴感上、さほど変わらない感じです(-20%でも、設計が良いのでしょう)。ちゃんとした測定器で測定してみれば、多分差があるんでしょうが。
イルミネーションも、変更前は部屋の電気を全て消さないと見えませんでしたが、今度は5Wナツメ球が点いていても見える様になりました。元々がこの位の明るさの様です。
借りている間、McIntoshサウンドとイルミネーションを楽しみたいと思います。