ストロボライトは3W白色LEDを使用することで入手したが、手持ちで一番明るくて安価なLED「高輝度角型白色LED OSW443Z4E1P(10個入)」400円も捨てがたいので昇圧用DC/DC-CONV用IC(HT7750A)を使用して実験してみた。無負荷では以前実証済み。
測定結果を表にまとめて見た。
入力1.5Vではオリジナル(VR1=0Ω)が一番明るいが、最大出力電流が19.8mAとドライブ不足である。原因は出力電圧が低いのでLEDのVfに達せず、流れないと思われる。
入力3VではVR1=60kΩで27mAと増加したが標準電流30mAに対し少し不足気味である。
入力4.5VになるとVR1=75kΩで39.2mAと明るくなる。
入力6.0VになるとVR1=50kΩで40.0mAとなる。しかし、これ以上流そうとするとHT7750Aの保護回路が動作する様で、電流がかなり減る。一旦入力電圧を下げないと復帰しない。
また入力電圧3V以上ではVR1を入れないと出力電流が下がってしまう。
入力5.0V以上はリミットの関係で40mAが最大なので、5V以下での使用となる。
写真は、このLEDの照明だけで撮影している。ということでかなり明るい。
尚VR1の値に対する電流の変化は直線的でなく、丁度良い値の範囲が狭く、入力電圧によっても条件が変化するので、安定な最大輝度を得るには難しいことを承知して欲しい。また出力電圧が5V以上になるので、内部素子が壊れないかは保証しない。確かに調整していると近くに有るAMラジオにスイッチングノイズが入ってくる。
あとは、インダクタの値を変化させた場合どうなるか、追加実験して報告したいと思います。
場合によっては、マイナス電源が不要になる位、電圧が出るかも知れないと期待しています。