今回、aitendo製極小電圧表示器 [VM3D-30V-036]青(GE3361AB)¥269(税別)【赤色は¥199(税別)】と
秋月製超小型2線式LEDデジタル電圧計(パネルメータ)3桁表示 DC3~15V(赤色)オートレンジ¥250(税込)を同時期に入手したので、比較を行って見た。
外形的には、秋月製が一回り小型になっている。秋月は電圧表示調整が可能。
測定端子と電源端子の切り離しはaitendo製の場合半田接続部を開放することで可能だが、
秋月製は部品の外しが必要の様だ。(部品に同梱されている参考資料に詳しく書いてある)
入力電圧に対する表示誤差を確認した。
入力(V) aitendo 秋月 秋月
未調整 調整
2.5V 点灯せず 2.48 2.50(秋月製は2.5V以上で表示する)
4.5V 4.56 4.46 4.49(aitendo製は青色LEDなので4.12V以上で暗いが表示する。赤色だと電圧は低くなると思われる)
5.0V 5.08 4.96 4.99
9.9V 9.96 9.86 9.90
10V 10.0 9.96 10.0
15V 15.0 14.9 15.0
20V 20.0 19.9 20.0
25V 25.0 24.9 25.0
30V 30.0 29.8 30.0
33V 33.0 --- ---(秋月製は30V以上で表示が---となる)
aitendo製は入力が33Vを超えても、33V表示のままで変わらない)
ja7jqjさんから、分解能の違いについて指摘があり、再調査したところ
aitendoの初期の製品は10mVの分解能なのに対し、今回のは40mVでした。
秋月のは、今回のも10mVでした。微調整も可能。
またaitendo製は33V以上で表示が変化しないので、過電圧で壊す恐れが有ります。
以上から、価格差を考慮しても秋月のが良さそうですね。