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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

工作指導者養成講座のアシスタント参加

2014-11-29 14:43:38 | 電子工作

 県西生涯学習センターに於いて、「県西理科実験工作指導者養成講座」が全5回の予定で実施することになり、11/29(土)の講座についてアシスタントの要請が有り、おもちゃ病院のメンバー4名(吉本、仁平、小島、田中)が参加した。
定員は16名となっていたが、結果的には5名となったので、マンツーマンの指導となった。
講師は筑波大学応用理工学類の小林准教授で、製作テーマは「スピーカーラジオ」でした。
回路図を見せてもらうとワンチップAMラジオIC LMF501Tを増幅・検波に使用し、これを2SC1815とサンスイ製アウトプットトランスでスピーカーを鳴らすという構成で、アンテナはケースに巻いたループコイルとポリバリコンで同調している。
現物を試聴したが、アンテナのQが高い関係で、ストレート検波ではあるが選択度は良好の様だ。
ボリュームと2SC1815のB(ベース)間にカップリングコンデンサが入っていないので、ボリュームの位置でバイアスが変わってしまうのではと指摘したのだが、予算が減らされてコンデンサ1個でも減らしたいので、実験の上削除しても問題無いのでとのことだったが、コンデンサの1円を減らすより、アウトプットトランスレス回路にしたのが、もっとコストダウン(トランスが500円以上する)になるのではと私は考えるのだが。
この講座は、製作そのものをマスターするのでは無く、製作の手順を指導する手法を指導するというもので、私たちとしては、いつもと勝手が違う。
昔懐かしい「ラグ端子」を使って、ブロック毎(高周波増幅・検波/スピーカーアンプ)に順に作っていくという方法になっている。
指導方法の指導ということで、今回は「高周波増幅・検波」だけで約2時間をかけて完成させるという、私としては、見ていてじれったくなる作業だが、仕方が無い。
半田付けは、前回までの講座で、皆さんうまく出来た。
配線を確認して、講師が製作したラジオのブロックとミノムシクリップコードで差し替えて動作確認する。
皆さん間違えは無く、無事動作した。
次回はケースの加工となる様だ。
生徒さんの、今後の活躍で、電子工作好きの少年少女が増えることを期待したい。

コメント
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