参加しているSNSで、自作補聴器の周波数特性を個別に調整(個人で、感じ方が異なるので)出来ないものかとの提案が出ていたので、現在入手可能な市販品のアナログ用IC等を探してみた。(どちらも5バンドで、IC内部はトランジスタ方式、外部CRでF0も自由に設定可能)
●TA7796P(サトー電気で入手可能240円+税)
サンプル回路でのF0:107Hz、340Hz、1.07kHz、3.4kHz、10.7kHz
●BA3812L(イーエレで販売されていたが、現在、品切れ)
サンプル回路でのF0:100Hz、300Hz、1kHz、3kHz、10kHz
と、F0は類似している。
2段シリーズにすることで、10バンドのコントロールも可能。
参考だがMcIntoshのアンプもグラフィックイコライザが採用されている機種が有る。
F0:は全て同じで30Hz、150Hz、500Hz、1.5kHz、10kHzで、上述のIC参考回路とは異なる。
プリアンプC32はトランジスタ式
プリアンプC35およびプリメインアンプMA6900はOP-AMP(MC4558CP1)を使用。
但し、調整のボリュームに中点付を使用している関係から、製作するには入手困難かと思われる。
最新のMcIntosh製プリアンプでは、また周波数が異なっている。
C48:30,125,500,2k,10kHz
C50:25,50,100,200,400,1k,2.5k,10kHz