大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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法律と制度と暮らし

2022年11月07日 | 構造改革 三位一体改革 地方分権

法律や制度が変わった、その日から、
社会が一変するわけではありません。


5年10年かけて、構造がかわり、お金の流れが変わり、暮らしが変わります。


そうした意味で、
今の格差や重い税や社会保険料負担は、
2000年前後から行われている構造改革・小泉構造改革の影響が大きいと思います。

構造改革では、地方分権、民営化、規制緩和が行われました。
その前で言えば、省庁再編、これは、官僚システムの民営化ということもできますね。

 

こうした一つ一つは、キャッチ―なスローガンで、心に響きましたが、何がどう変わるかの政策的な説明は、いま、ほとんど見ることができません。

あるいは、何が問題だから、どう変えることで、その問題をどう解決したか、するか、という資料を探しましたが、国では示していただけませんでした。

 

そうして気づいたら、今の社会が出来ていた。

社会の構造を変えたのです。

 

構造改革とは、頭のいい人がつけた名前だと思います。

悲しいですが。


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