大田区で初めて、令和6年4月大森東小学校に「自閉症・情緒障害特別支援学級」が開設されることになりました。定員は8名だそうです。
5月23日(火)には、事前説明会が行われます。
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詳細は大田区のHPをどうぞ
大田区ホームページ:「自閉症・情緒障害特別支援学級」設置のご案内 (city.ota.tokyo.jp)
区民の方から、他地域への設置の要望をいただきました。
働きながら、遠い地域まで通わせるのは、不可能だと思います。
教育委員会に問い合わせたところ
他地域への設置が必要だと思っているが、
・教室に余裕が無いこと
・経験豊富な教員の配置が難しいこと
から、教室を確保できた大森東小学校に、まず、1か所設置したということでした。
教員の採用は、東京都が行っていますが、募集しても
あまり集まらないため、採用が難しいと大田区の教育委員会では
説明しています。
仕事の無いように、収入が見合っていないということで、
職場環境や処遇などの改善が必要だと思います。
教室に余裕が無いと言いますが、
かつて、学校施設について質問したことがありますが、
第二音楽室などをつくって余裕が無い状況でした。
こうした障害児のための教育の場の確保も必要ではないでしょうか。
少子高齢化に伴う大田区の学校施設の有効活用について/第四回定例会一般質問より - 大田区議会議員 奈須りえ フェアな民主主義を大田区から! (goo.ne.jp)
しかも、
たとえば、いま、大田区では、小中学校の建替えの際に、学校以外の施設を
学校敷地内に入れて、一緒に建て替える、「学校複合化」をしています。
教育以外の施設を入れる前に、まずは、こどもの教育機会の確保ではないでしょうか。
志茂田小学校、入新井第一小学校、赤松小学校、東調布第三小学校など
複合化する前に、「自閉症・情緒障害特別支援学級」の必要性に
ついて大田区は考えていたのでしょうか。
少なくとも、これから行う小中学校建て替えでは、まず、必要な教育環境
確保を考えるべきだと思います。
建替えの際に、プレハブ施設を1クラス分多く作り、出来上がった施設にも
「自閉症・情緒障害特別支援学級」が設置できるよう望みます。