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キタスカシバ Ipimorpha retusa
2014年7月 北海道
分布[北海道・本州] 時期[7-8月] 開張[♂:33㎜ ♀:42-52㎜]
ホスト[ヤナギ科:ヤマナラシ・チョウセンヤマナラシ・ポプラ・オノエヤナギ・タチヤナギ・エゾノキヌヤナギなど]
写真の個体は日中に平地のイタドリの葉の上で休んでいたキタスカシバを撮影。
北海道と本州に生息するスカシバガ科[スカシバガ亜科]に属する蛾の仲間。
北方系の蛾で、北海道でも個体数は少ない為まとまって見る事がない。
ヤナギ河畔林などでは日中にたまに見かけるがやはり少ないものである。
日本産スカシバガ科の中で最上級の大きさ誇るキタスカシバ。その大きさは他の種よりも遙かに大きく太い。
またキタスカシバの最大の武器はなんと言っても[擬態]であり、そのこだわりは細部までスズメバチに
似せる程、巧みに進化したものだった。自分を危険なスズメバチに似せる事で生き残って来たのだろう。
成虫は7月から8月にかけて発生する。
主に河畔林の柳類・山間部のヤマナラシで発生、住宅街の街路樹ポプラなどから発生する事もある。
幼虫はホストの幹の中で生活することが知られている。
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2012年7月 北海道 キタスカシバ Ipimorpha retusa
ムネホシシロカミキリを探していた際に、柳の葉をスウィープした際にネットインしたキタスカシバ。
[キタスカシバの標本]
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