スギノアカネトラカミキリ Anaglyptus subfasciatus (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] スギ・ヒノキ・ヒバなど
[時 期] 4月~6月
※ 体長は約8.5㎜~12.5㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は日中にスギやヒノキなどの衰弱木・伐採木などに集まる。
北海道では主に南部に記録の多い種です。
スギ・ヒノキの大害虫として知られ、枯れ枝に産卵し幼虫は樹皮下にもぐり内樹皮や木部を加害するので、材質を著しく低下させます。
林業業者には非常にやっかいな虫ですがカミキリ虫が好きな自分としては札幌ではなかなか得難いレア種として君臨しております。
2015年 北海道 スギノアカネトラカミキリ Anaglyptus subfasciatus
杉の伐採枝で見つけたスギノアカネトラカミキリ
2014年 北海道 スギノアカネトラカミキリ Anaglyptus subfasciatus
スギの伐採枝にいたスギノアカネトラカミキリ
採集時のスギノアカネトラカミキリ
スギノアカネトラカミキリの標本
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