こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

ナカジロサビカミキリ

2022年02月18日 |  ●カミキリムシ科


ナカジロサビカミキリ Pterolophia jugosa (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 広葉樹各種
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約6.5㎜~10㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日中に広葉樹の伐採枝・伐採木・衰弱木や倒木などで見る事が出来る。
上翅の中央付近に太い白帯が見られ、上翅中央よりやや後方には1対の縦隆起が見られる。
小楯板は白い縁取りをした艶のある黒褐色。





広葉樹の枯れ枝で交尾中のナカジロサビカミキリ



山地の林道脇の葉の上で休んでいたナカジロサビカミキリ



エゾエノキの枯れ枝から羽化したナカジロサビカミキリ



市内で拾って来た広葉樹材から羽化したナカジロサビカミキリ



ハンノキの枯れ枝で見つけたナカジロサビカミキリ


[ナカジロサビカミキリの標本]




[採集時のナカジロサビカミキリ]

 


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ムネグロリンゴカミキリ

2022年02月17日 | 探索日記(生物)




ムネグロリンゴカミキリ
北海道・本州に分布するカミキリムシの仲間で、体長は9.5㎜~13㎜前後。
海岸線で見つけたムネグロリンゴカミキリ



付近を探すとやはりありました。
ムネグロリンゴカミキリの食痕です。


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ヒメシラフヒゲナガカミキリ

2022年02月16日 |  ●カミキリムシ科


ヒメシラフヒゲナガカミキリ Monochamus sutor (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] 針葉樹各種
[時 期] 7月~8月
※ 体長は約14㎜~28㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

北海道に分布しており、山地に生息し個体数はやや少ない。
道内でも大雪山~道東にかけて局地的に分布しており、成虫は日中に
エゾマツ・アカエゾマツなどの比較的新鮮な伐採木や倒木などがあれば見られる。
体は黒色で、♂は灰白色、♀は淡黄色の微毛を生じるが、♀の方が微毛紋がやや発達する。



ヒメシラフヒゲナガカミキリの上翅拡大





針葉樹の伐採木で見つけたヒメシラフヒゲナガカミキリ



ヒメシラフヒゲナガカミキリの標本


[採集時のヒメシラフヒゲナガカミキリ]

 
 


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ヒメヒゲナガカミキリ

2022年02月15日 |  ●カミキリムシ科


ヒメヒゲナガカミキリ Monochamus subfasciatus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 広葉樹各種
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約10㎜~18㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日中に広葉樹の伐採枝・枯れ枝・伐採木・衰弱木などで見る事が出来る。
体は黒色で灰黄色の小さい紋が散りばめられている。
♂の触覚は長く、体長の2倍以上となる。





ヒメヒゲナガカミキリとシロオビチビカミキリの交尾











市内で見られたヒメヒゲナガカミキリの写真



市内の広葉樹の伐採木で見つけたヒメヒゲナガカミキリ



広葉樹の枯れ枝でじっとしていたヒメヒゲナガカミキリ



市内の森で見つけたヒメヒゲナガカミキリ


[採集時のヒメヒゲナガカミキリ]

 
 
 


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オナガシジミ

2022年02月14日 | 探索日記(生物)


オナガシジミ
日本各地に分布するシジミチョウの仲間で、開張は27㎜~35㎜前後。
札幌市内の公園にて・・・


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オオムラサキ

2022年02月13日 |  ●タテハチョウ科


オオムラサキ Sasakia charonda (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] エノキ・エゾエノキ
[時 期] 6月~8月
※ 開張は約85㎜~103㎜前後のタテハチョウ科コムラサキ亜科に属する蝶の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し産地は局地的で個体数はやや少ない。
成虫は日中に雑木林などの明るく開けた空間を滑空する姿が見る事が出来ます。
また日中クヌギやハルニレなどの樹液に集まる姿も見られる。
♂の翅は濃い紫色で、♀の翅は黒~茶色っぽい色をしている。
日本の国蝶として知られ、その美しさから乱獲され年々減少の一途をたどる蝶です。
北海道ではオオムラサキを守る活動を続けてる方々のおかげで細々と生息しております。
本種は最初に日本で発見され(種の基産地は神奈川県)、属名の Sasakia は佐々木忠次郎に献名された。

北海道で見られるコムラサキ亜科は以下の3種
🔳 ゴマダラチョウ・・・エゾエノキ
🔳 コムラサキ・・・ヤナギ類・ドロノキ・ヤマナラシなど
🔳 オオムラサキ・・・エゾエノキ
※ アカボシゴマラダが2008年9月の札幌市豊平区内で成虫が確認されている



自宅で飼育した♂のオオムラサキの羽化直後の写真







日中に山地のガレ場では多数のオオムラサキの成虫を見る事が出来ます。



山地の葉の上で休むオオムラサキ









オオムラサキの幼虫
このとっても可愛らしい顔が見たくて毎年探してしまいます。


[オオムラサキの幼虫]

 
左:越冬前は褐色色に変化し、木を降りて落葉裏へ移動します。
右:孵化した幼虫はエノキの葉を食べ大きくなります

 
左:エノキの葉では日中こうして捕食者に見つからない様じっとしてる子が多い
右:冬になるとこうして落ち葉の裏で越冬しています


左:越冬前の茶色くなった幼虫
右:蛹になる前のオオムラサキの幼虫


[オオムラサキの蛹]

 


 
 

オオムラサキの幼虫の顔

 
 

コムラサキの幼虫の顔


[オオムラサキとコムラサキの比較写真]

 
左:コムラサキ(メス)・・・翅表は褐色で橙色紋と黄色紋をもつ
右:コムラサキ(オス)・・・見る角度によって紫色に輝き美しい


オオムラサキ(オス)・・・翅表は基半部が紫色が強く美しい


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オオヘリカメムシ

2022年02月12日 | ■カメムシ目


オオヘリカメムシ Molipteryx fuliginosa (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アザミ類・フキ・クマイチゴ・モミジイチゴ・キジムシロなどの汁を吸う
[時 期] 5月~9月
※ 体長は約20㎜~25㎜前後のヘリカメムシ科ヘリカメムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
北海道では主に南部に分布しており、平地~山地まで幅広く見られます。
日中に明るい草原や林道・道路脇などの草の上で見る事が出来ます。
体はざらついた暗褐色で、前胸部側面が前方に張り出している。
脚の腿部分が太く大きなカメムシです。



薪置き場に来ていたオオヘリカメムシ










北海道で見られたオオヘリカメムシ



オオヘリカメムシの標本画像


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オオキイロノミハムシ

2022年02月11日 |  ●ハムシ科


オオキイロノミハムシ Asiorestia obscuritaris (北海道)

[分 布] 北海道・本州・九州
[食 樹] アザミ類の葉など
[時 期] 6月~10月
※ 体長は約4㎜~6㎜前後のハムシ科ノミハムシ亜科に属する甲虫。

北海道・本州・九州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日中にホスト類の葉の上で多数見る事が出来る。
体は面長で上翅・頭部・胸部は明るいオレンジ色で脚は黒く太ももが良く発達している。
危険を感じるとノミの様にぴょんと跳ねて逃げてしまう。
近似種でオオキイロマルノミハムシと言う紛らわしい名前のハムシがいるが
オオキイロマルノミハムシはより体が丸っこい。







市内の草原脇の笹の葉の上にいたオオキイロノミハムシ





平地から山地まで広く分布している


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オオカマキリ

2022年02月10日 | ■その他の生き物


オオカマキリ Tenodera aridifolia (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 昆虫など
[時 期] 8月~11月
※ 体長は約70㎜~95㎜前後のカマキリ科カマキリ亜科に属する昆虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は林縁の葉の上で良く見られます、北海道で南部に生息しており明るい道路脇や草むらに潜んでいます。
日が出ると良く笹の葉の上などで休んでいる個体が目につきます。
色彩は緑色と褐色の2タイプ、脱皮するタイミングで回りの環境の色に合わせて色が違うようです。
大きな釜で昆虫や小さな爬虫類なんかを捕らえて食べています。
チョウセンカマキリに似ているが、オオカマキリの方が体が大きくて太い。
また後翅が紫褐色をしている事などで区別する事が出来ます。
春に卵から孵化して夏に成虫、越冬は卵で行われます。



夜間灯火に飛来したオオカマキリ



草むら脇で休むオオカマキリ



花の上でも見らるオオカマキリ



産卵中のオオカマキリの♀



枯れ枝にて


 
 
 
 
 
 
 
北海道のオオカマキリの様々な写真


[オオカマキリの卵]

 


[オオカマキリの幼虫]

 
 
 


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トドマツカミキリ

2022年02月09日 | 探索日記(生物)


トドマツカミキリ
北海道・本州に分布するカミキリムシの仲間で、体長は9㎜~18㎜前後。
針葉樹の伐採木や倒木で普通に見られるトドマツカミキリ
日中複数の本種が樹皮上を走り回っている。。。



アカエゾマツの倒木で見つけたトドマツカミキリ



カラマツの伐採木で交尾中のトドマツカミキリ


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