財津さんにとってチューリップとは、お聞かせください。
僕にとってチューリップとは静かな別荘地にある一軒家という感じです。
どうしても行きたくなる時があるんです。
でも見慣れた風景でずっといると、飽きてしまう。わかっているんです
けどね。
財津さんは、自らの音楽の原点、チューリップを、吟遊詩人のように別荘にたと
えました。あたらしいアルバム「ふたりが眺めた窓の向こう」は、青春のチューリ
ップとは趣きを異にしてまして、静かな曲調の作品で構成されています。詩のひと
つひとつが耳を澄ます者の心に響いてきます。
わがままな男や、許せない女も出てこなければ、ひとりで汽車に乗ってしまう僕
もいません。
昨年、還暦を迎えました。やはり年令ということなのでしょう。等身大の自
分なんです。
髪に白いものが増えたとはいえ、透明感のある声は変わりません。
自分はこれからどれだけ作品を出せるのだろうかと、焦燥感のようなものが
年々強くなっています。
春夏秋冬、その意味ではもう冬に片足が入っている感じがしますね。
やりたいことがまだまだあるんですよ。僕の頭のなかには、あと2,3枚の
アルバムが出来ているんです。
アメリカンポップスにハードロック、冬の次は春、そう春が見えてくるまで
はやっていきたいと思っているんです。
バンドやっていたんですって。バンドぜひ始めたほうがいいですよ。
バンドの方が楽しいことは多いですよ。なるほど、苦しいこともありますけ
どね。ひとりでやると孤独ですよ。煮詰まってしまうんです。
別荘に行ってみたら、また何で、なんて思ったりしてね。
(事務所の近くの夕暮れの公園でのインタビュー。時空を超えてこころに届いてきてアレンジ・リメイク版)
僕にとってチューリップとは静かな別荘地にある一軒家という感じです。
どうしても行きたくなる時があるんです。
でも見慣れた風景でずっといると、飽きてしまう。わかっているんです
けどね。
財津さんは、自らの音楽の原点、チューリップを、吟遊詩人のように別荘にたと
えました。あたらしいアルバム「ふたりが眺めた窓の向こう」は、青春のチューリ
ップとは趣きを異にしてまして、静かな曲調の作品で構成されています。詩のひと
つひとつが耳を澄ます者の心に響いてきます。
わがままな男や、許せない女も出てこなければ、ひとりで汽車に乗ってしまう僕
もいません。
昨年、還暦を迎えました。やはり年令ということなのでしょう。等身大の自
分なんです。
髪に白いものが増えたとはいえ、透明感のある声は変わりません。
自分はこれからどれだけ作品を出せるのだろうかと、焦燥感のようなものが
年々強くなっています。
春夏秋冬、その意味ではもう冬に片足が入っている感じがしますね。
やりたいことがまだまだあるんですよ。僕の頭のなかには、あと2,3枚の
アルバムが出来ているんです。
アメリカンポップスにハードロック、冬の次は春、そう春が見えてくるまで
はやっていきたいと思っているんです。
バンドやっていたんですって。バンドぜひ始めたほうがいいですよ。
バンドの方が楽しいことは多いですよ。なるほど、苦しいこともありますけ
どね。ひとりでやると孤独ですよ。煮詰まってしまうんです。
別荘に行ってみたら、また何で、なんて思ったりしてね。
(事務所の近くの夕暮れの公園でのインタビュー。時空を超えてこころに届いてきてアレンジ・リメイク版)