(1)ラグビーシーズンが開幕した。社会人トップリーグはプレーオフ進出4チー
ムも決まり、全国大学選手権では、近年常勝の早大が破れて、年明けの準決勝
4チームが決定、全国高校ラグビーも始まった。
大学選手権でもマッチメーク次第では見かけるゲームで、全国高校ラグビーでは
100得点以上の差がつくゲームもあって、若いチームがこういうレベルのゲーム
をしている以上は、世界レベルへの挑戦の視野が開けてこない。
世界のラグビー先進国のナショナルチームは、北半球、南半球あわせたゾーン
のリーグ戦で質の高い拮抗したテストマッチを繰り返して、スキルとモチーブを維
持している。
80分のゲームの中で、一瞬の判断、フィジカル反応が勝負を決めるようなスリ
ルのあるゲームレベルの積み重ねがスキルアップには必要だ。
100得点差のゲームで、個人プレーに走った「基本に忠実でないプレーがあっ
た。」との指導者のコメント。基本スキルは大切だ。しかし、サッカーにしろ、今
の日本のスポーツレベルが世界の壁を打ち破れないのは、チームプレー偏重の
個人スキルのレベルに問題があるのはあきらかだ。
一瞬の場面、チャンスを嗅ぎ分け、個人スキルで抜け出る、抜けきる、打開でき
る反応(response)とフィジカルのスキルアップが求められる。
国内マッチの中では、基本スキル、チームプレー以上に、個人スキル、個性化
プレーに目を向けて、挑戦する積極的なスタンスが、アスリート、指導者に共にあ
っていい。
ひとりでも、ふたりでもそういうモチーブパワー(motive power)を持ったアス
リートがでることが、きっと世界の壁を乗り越えるエネルギーとなるはずだ。
体躯のハンディをチームプレーのバインド(bind)に求めて、小さくまとまりす
ぎている。日本のスポーツは、スケールが小さく感じて、自己満足から抜け切れな
いもどかしさがそこにある。
国内大会でこそ、展開力の大きい、可能性のあるスポーツスキル、プレーでゲー
ムプランを構成して、個人としてもチームとしても、フィジカルにインテレクト(intellect)
に「打開力(break over)」をつけることが求められる。
(2)フィギュアスケート(figure skate)男女もオリンピック代表各3名が決まった。
浅田真央さんは、身体が小さいときはスピンの効いた回転ジャンプを切り札に
高い評価を受けていた。18歳になって成育してからなのか、演技に従来のスピ
ード感がなくなっていた。
代表決定の選考大会では、演技内容のレベルを下げて安全で確実なプログラム
で、しかし200点を超えた評価でオリンピック代表となった。
フィギュアスケートの芸術点とかビジュアル(visual)のイメージが要素のスポ
ーツでは、チャンピオンの既成概念を破るのも大変だが、スポーツとしての高いレ
ベルのスキル、演技プログラムでの高得点で、打開する勝負に期待したい。
(3)ミャンマー軍事政府が、14年間自宅軟禁状態のアウンサンスーチー(64)
さんを解放すると発表した。軍事政権が政敵として長く自由行動を制約してきたが
、オバマ大統領の登場で米国が制裁から対話へ路線を切り替えたことが、打開に
つながったとみられている。来年に向けた世界平和気分の大きな一歩だ。
来年は、政治、経済、社会、スポーツと打開力(break over)の年だ。
ムも決まり、全国大学選手権では、近年常勝の早大が破れて、年明けの準決勝
4チームが決定、全国高校ラグビーも始まった。
大学選手権でもマッチメーク次第では見かけるゲームで、全国高校ラグビーでは
100得点以上の差がつくゲームもあって、若いチームがこういうレベルのゲーム
をしている以上は、世界レベルへの挑戦の視野が開けてこない。
世界のラグビー先進国のナショナルチームは、北半球、南半球あわせたゾーン
のリーグ戦で質の高い拮抗したテストマッチを繰り返して、スキルとモチーブを維
持している。
80分のゲームの中で、一瞬の判断、フィジカル反応が勝負を決めるようなスリ
ルのあるゲームレベルの積み重ねがスキルアップには必要だ。
100得点差のゲームで、個人プレーに走った「基本に忠実でないプレーがあっ
た。」との指導者のコメント。基本スキルは大切だ。しかし、サッカーにしろ、今
の日本のスポーツレベルが世界の壁を打ち破れないのは、チームプレー偏重の
個人スキルのレベルに問題があるのはあきらかだ。
一瞬の場面、チャンスを嗅ぎ分け、個人スキルで抜け出る、抜けきる、打開でき
る反応(response)とフィジカルのスキルアップが求められる。
国内マッチの中では、基本スキル、チームプレー以上に、個人スキル、個性化
プレーに目を向けて、挑戦する積極的なスタンスが、アスリート、指導者に共にあ
っていい。
ひとりでも、ふたりでもそういうモチーブパワー(motive power)を持ったアス
リートがでることが、きっと世界の壁を乗り越えるエネルギーとなるはずだ。
体躯のハンディをチームプレーのバインド(bind)に求めて、小さくまとまりす
ぎている。日本のスポーツは、スケールが小さく感じて、自己満足から抜け切れな
いもどかしさがそこにある。
国内大会でこそ、展開力の大きい、可能性のあるスポーツスキル、プレーでゲー
ムプランを構成して、個人としてもチームとしても、フィジカルにインテレクト(intellect)
に「打開力(break over)」をつけることが求められる。
(2)フィギュアスケート(figure skate)男女もオリンピック代表各3名が決まった。
浅田真央さんは、身体が小さいときはスピンの効いた回転ジャンプを切り札に
高い評価を受けていた。18歳になって成育してからなのか、演技に従来のスピ
ード感がなくなっていた。
代表決定の選考大会では、演技内容のレベルを下げて安全で確実なプログラム
で、しかし200点を超えた評価でオリンピック代表となった。
フィギュアスケートの芸術点とかビジュアル(visual)のイメージが要素のスポ
ーツでは、チャンピオンの既成概念を破るのも大変だが、スポーツとしての高いレ
ベルのスキル、演技プログラムでの高得点で、打開する勝負に期待したい。
(3)ミャンマー軍事政府が、14年間自宅軟禁状態のアウンサンスーチー(64)
さんを解放すると発表した。軍事政権が政敵として長く自由行動を制約してきたが
、オバマ大統領の登場で米国が制裁から対話へ路線を切り替えたことが、打開に
つながったとみられている。来年に向けた世界平和気分の大きな一歩だ。
来年は、政治、経済、社会、スポーツと打開力(break over)の年だ。