(1)スポーツ界から久しぶりに未来型のあかるいニュース。高校女子バレーの3冠
チャンピオンチームが、全日本大会で社会人トップステージのプレミアリーグの2
チームに勝利した。日本代表選手も所属するトップステージのチームに連勝だ。
体格的には高校生もそん色なく、トーナメントでは体力面のハンディも少なくて
戦力的には十分闘えることを証明している(日本のバレーボールの水準もだ)。
「強く打たなくても、相手が嫌がるまで押して引いたり繰り返す」(高校監督談)
ゲームメークを機能できる戦術能力(tactics)にも適応できた高校チームだ。
監督の言葉からは、社会人トップチームへの「無欲の挑戦意欲」と「闘うステー
ジは同じ条件という対等意識」が伝わってくる。
こういう思考回路を使ったモチーブ(motive:動機づけ)が、いい。日本のスポ
ーツがあとひと押し世界をブレークスルー(break through)できない問題(解決)
の核心が見える(別に、世界をブレークスルーできなくても感動はあるが)。
こういう若いアスリート、チームの台頭(gain power)が、日本のスポーツをさ
らにステップアップさせる原動力(motive power)となることは間違いない。未来
に光が見えるとともに、あとに続く若い世代の台頭に期待したい。
かっては、瀬古利彦さん、学生時代に頭角を現して、その後の日本マラソンを世
界トップレベルのステージにステップアップさせた事例もある。
(2)政治の世界の戦略戦術(tactics strategy)は、ネガティブだ。国連気候変
動問題会議(COP15)では、先進国と発展途上国の駆け引きの応酬で、機能不全。
地球温暖化の影響を直接受けるゼロメートル島国のツバル代表の泣きながら
(報道)の「私たちは生存をかけて交渉している」の言葉、訴えを聞く世界の良心
がみえない(COP15はかろうじて「コペンハーゲン宣言を留意する」という表現で
合意文書採択)。
日本はどうか。暫定といいながら、半永久的に施行しているガソリンの暫定税
率(1リットル当り25円)廃止をテーゼに政権交代した民主党政権が、これを存
続の以降で調整にはいり、ここにきて5円値下げの検討でお茶を濁す構えだ。
政治主導の政治も、だんだんと国民に背を向けて、党の方角ばかり向いてきて、
内閣支持率は存続もきかずに、自然に50%の大台を切った。
(3)裁判はどうか。民主党幹事長の第一秘書の違法献金問題。検察側の自白
偏重主導の失敗をタテにとるかのような、被告の取り調べ中の自白調書を公判
で完全否定する構図。
裁判が同じ過ちを繰り返さない、社会悪を論理的な証拠づけで解明することが
必要だ。
高校時代に生きることに絶望し、生きていても無駄と思い、しかし自害もできず
に、こともあろうに無差別に他人を殺傷(9人殺傷)して、国による死を望んだ被告。
被害者への謝罪もなく、早く死刑にと望む被告への死刑判決。どこがおかしいと
か、間違っているとか、修正できるとか、更生できるとか、あらゆる社会常識、良
心の予断、弁護の1ミリのすき間もない、人間形成。
自爆の作為を、ただ社会や他人に向けるだけの人間形成による事件が、目につ
いてきた。
社会や他人に「責」を求める、こじつけ型概念から、また、はみでた「夢遊型」
の人間形成が現存している。
スポーツ、文化、芸術のなかで感じる、若い細胞活力を目にして、とりとめもな
い教育力、人間形成のあやふやな原点について、感じることがある。
チャンピオンチームが、全日本大会で社会人トップステージのプレミアリーグの2
チームに勝利した。日本代表選手も所属するトップステージのチームに連勝だ。
体格的には高校生もそん色なく、トーナメントでは体力面のハンディも少なくて
戦力的には十分闘えることを証明している(日本のバレーボールの水準もだ)。
「強く打たなくても、相手が嫌がるまで押して引いたり繰り返す」(高校監督談)
ゲームメークを機能できる戦術能力(tactics)にも適応できた高校チームだ。
監督の言葉からは、社会人トップチームへの「無欲の挑戦意欲」と「闘うステー
ジは同じ条件という対等意識」が伝わってくる。
こういう思考回路を使ったモチーブ(motive:動機づけ)が、いい。日本のスポ
ーツがあとひと押し世界をブレークスルー(break through)できない問題(解決)
の核心が見える(別に、世界をブレークスルーできなくても感動はあるが)。
こういう若いアスリート、チームの台頭(gain power)が、日本のスポーツをさ
らにステップアップさせる原動力(motive power)となることは間違いない。未来
に光が見えるとともに、あとに続く若い世代の台頭に期待したい。
かっては、瀬古利彦さん、学生時代に頭角を現して、その後の日本マラソンを世
界トップレベルのステージにステップアップさせた事例もある。
(2)政治の世界の戦略戦術(tactics strategy)は、ネガティブだ。国連気候変
動問題会議(COP15)では、先進国と発展途上国の駆け引きの応酬で、機能不全。
地球温暖化の影響を直接受けるゼロメートル島国のツバル代表の泣きながら
(報道)の「私たちは生存をかけて交渉している」の言葉、訴えを聞く世界の良心
がみえない(COP15はかろうじて「コペンハーゲン宣言を留意する」という表現で
合意文書採択)。
日本はどうか。暫定といいながら、半永久的に施行しているガソリンの暫定税
率(1リットル当り25円)廃止をテーゼに政権交代した民主党政権が、これを存
続の以降で調整にはいり、ここにきて5円値下げの検討でお茶を濁す構えだ。
政治主導の政治も、だんだんと国民に背を向けて、党の方角ばかり向いてきて、
内閣支持率は存続もきかずに、自然に50%の大台を切った。
(3)裁判はどうか。民主党幹事長の第一秘書の違法献金問題。検察側の自白
偏重主導の失敗をタテにとるかのような、被告の取り調べ中の自白調書を公判
で完全否定する構図。
裁判が同じ過ちを繰り返さない、社会悪を論理的な証拠づけで解明することが
必要だ。
高校時代に生きることに絶望し、生きていても無駄と思い、しかし自害もできず
に、こともあろうに無差別に他人を殺傷(9人殺傷)して、国による死を望んだ被告。
被害者への謝罪もなく、早く死刑にと望む被告への死刑判決。どこがおかしいと
か、間違っているとか、修正できるとか、更生できるとか、あらゆる社会常識、良
心の予断、弁護の1ミリのすき間もない、人間形成。
自爆の作為を、ただ社会や他人に向けるだけの人間形成による事件が、目につ
いてきた。
社会や他人に「責」を求める、こじつけ型概念から、また、はみでた「夢遊型」
の人間形成が現存している。
スポーツ、文化、芸術のなかで感じる、若い細胞活力を目にして、とりとめもな
い教育力、人間形成のあやふやな原点について、感じることがある。