国の財政状況は、一般にはまともに理解するのは、むずかしい。1億を超える構
成員(国民)の組織体(国家)なので、基本金額が「兆」円スケールで、市民生活
からすると、まず宇宙次元のスケールの上、来年度の国家事業の支出予算が95
兆円、その収入予算(税収入)が37兆円というギャップがあたかも平然と比較提
示されるので、不可思議で困惑する。
ひたすら構成員(国民)の安全(生命)と資本と資産を守り、生活環境(社会資
本)を整備することが目標(goal)であり、営利を目的とする組織体(国家)では
ないので、ある程度は収支インバランス(不平均)になるのは不思議ではないが、
この桁違いには、驚かされる。
組織体(国)の目指す「目標」が高すぎるのか、構成員(国民)の「要望」が高す
ぎるのか、「負担」が低すぎるのか、組織体(国家)と構成員(国民)の「思惑」
(intention)がインバランスなのは間違いない。
このギャップを埋めるため、国は50兆円以上の借金(国債発行:national debt)
ほか、手だてをして収支バランスをはかる。
今回のギャップは、政権交代という特殊な条件(意気込み・公約)がついている。
借金をしてでも投資しなければならない時もある。その結果、国の債務残高(累
積の国債発行総額)は2009年度の国と地方総計で825兆円となった。これ、
すべて借金。
普通国債は、(1)社会資本整備が目的のものと、(2)収入不足を補う赤字国債の
二通りあって、825兆円のうち国の税収不足(赤字)のための国債発行額が60
0兆円と73%が赤字国債だ。
国債は、国から銀行他金融機関が購入して個人に販売する。銀行他金融機関
が借金の肩代わりをしており、いづれ(宇宙次元スケールで)償還しなければなら
ない。
国は、この宇宙次元のスケールの国債の償還(返還)のための国債もまた発行
する。サラ金地獄のようなことをやって、その場しのぎ、その負担負荷を後世に順
送りしてきている。
市場にマネーが出回らない(マネー不足)デフレ、円高不況に、今回、日銀が銀行
他金融機関に、その保有する国債他を担保(安全保証)にして10兆円の資金を供
給する金融緩和政策を決定して支援する。
国の財政状況は、市民感情ではまともに理解できない不可思議なドグマ(dogma:
定理教義)をもっているけど、累積825兆円の国家赤字は、直接、国民の国への
負担、投資の問題。
その場しのぎの先送りではなく、825兆円と一度、面と向かい合って、その現
実と未来について考えていい。
借金をしてでも効果的に投資する経済もあれば、経済の本質とは効果に見合った
効率投資という見方もある。
国の安全(生命)と資本と資産を守る投資と、国民の要望と負担の範囲について
、それぞれ考えてほしい。数字だけが宇宙次元のスケールになっても、それが現実。
このままでは、国際的な立つ位置、信用(trust)が危うい。
成員(国民)の組織体(国家)なので、基本金額が「兆」円スケールで、市民生活
からすると、まず宇宙次元のスケールの上、来年度の国家事業の支出予算が95
兆円、その収入予算(税収入)が37兆円というギャップがあたかも平然と比較提
示されるので、不可思議で困惑する。
ひたすら構成員(国民)の安全(生命)と資本と資産を守り、生活環境(社会資
本)を整備することが目標(goal)であり、営利を目的とする組織体(国家)では
ないので、ある程度は収支インバランス(不平均)になるのは不思議ではないが、
この桁違いには、驚かされる。
組織体(国)の目指す「目標」が高すぎるのか、構成員(国民)の「要望」が高す
ぎるのか、「負担」が低すぎるのか、組織体(国家)と構成員(国民)の「思惑」
(intention)がインバランスなのは間違いない。
このギャップを埋めるため、国は50兆円以上の借金(国債発行:national debt)
ほか、手だてをして収支バランスをはかる。
今回のギャップは、政権交代という特殊な条件(意気込み・公約)がついている。
借金をしてでも投資しなければならない時もある。その結果、国の債務残高(累
積の国債発行総額)は2009年度の国と地方総計で825兆円となった。これ、
すべて借金。
普通国債は、(1)社会資本整備が目的のものと、(2)収入不足を補う赤字国債の
二通りあって、825兆円のうち国の税収不足(赤字)のための国債発行額が60
0兆円と73%が赤字国債だ。
国債は、国から銀行他金融機関が購入して個人に販売する。銀行他金融機関
が借金の肩代わりをしており、いづれ(宇宙次元スケールで)償還しなければなら
ない。
国は、この宇宙次元のスケールの国債の償還(返還)のための国債もまた発行
する。サラ金地獄のようなことをやって、その場しのぎ、その負担負荷を後世に順
送りしてきている。
市場にマネーが出回らない(マネー不足)デフレ、円高不況に、今回、日銀が銀行
他金融機関に、その保有する国債他を担保(安全保証)にして10兆円の資金を供
給する金融緩和政策を決定して支援する。
国の財政状況は、市民感情ではまともに理解できない不可思議なドグマ(dogma:
定理教義)をもっているけど、累積825兆円の国家赤字は、直接、国民の国への
負担、投資の問題。
その場しのぎの先送りではなく、825兆円と一度、面と向かい合って、その現
実と未来について考えていい。
借金をしてでも効果的に投資する経済もあれば、経済の本質とは効果に見合った
効率投資という見方もある。
国の安全(生命)と資本と資産を守る投資と、国民の要望と負担の範囲について
、それぞれ考えてほしい。数字だけが宇宙次元のスケールになっても、それが現実。
このままでは、国際的な立つ位置、信用(trust)が危うい。