(1)花巻東高出身の大谷選手、2メートル近い長身から投げ込む150キロ超の速球と長打力のあるバッティングが魅力で、日本ハム・ファイターズに入団してチームの育成方針に添って投手と野手(打者)の両立を目指す方針で、人の2倍の練習が必要ということで報道によると休日も返上してのキャンプ三昧(ざんまい)だ。
メディアは「二刀流」というが、今流で言うなら「2バージョン」スタイルというべきところだ。才能を持つものの悩みで、150キロ超の糸を引く速球の投手もホームランも狙える強打者も捨てがたいというところで、現在のところプロ野球でもめずらしい投手、野手(打者)の2バージョンスタイルを目指している。さらに、日本プロ野球と米大リーグ移籍も視野に入れた2バージョンスタイルだ。
(2)高校野球ではエースで4番の才能豊かな選手は多く、早実の王貞治さん、法政二高の柴田勲さん(ともに元巨人)は高校野球の甲子園で投打にわたる活躍で全国優勝の経験を持つ。
ともに投打に高い才能を示していたが、王貞治さんは打者一本でプロ野球に進み巨人のONとしてV9に貢献し、ホームラン世界新記録を打ち立てて、監督としてもソフトバンクホークスで日本一、WBC監督としても世界チャンピオンに導き、現在もソフトバンクホークス会長として野球界をリードしている。
(3)柴田勲さんは、高校野球時代から精度の高い洗練された投球術を身につけて、投手としてプロ野球をスタートしたがプロ野球投手としては小柄だったこともあり、投手としては成功せずにその後野手(打者)に転向して足の速さをいかして巨人の1番バッターとしてONのV9時代をリードオフマンとして牽引した。
(4)ともに球史に残る打者(野手)として成功したが、すばらしい才能の集団の厳しい競争世界であるプロ野球では、ひとりで投手と野手(打者)の両立(2 version as pitcher and batter)というのは生半可、並大抵のことでは勤まらないのは当然のことだ。
(5)大谷選手も投打どちらかにわずかでも優劣がつけれるならば、どちらか一本に絞ってのプロ野球選手の道を目指すところだが、何しろ今のところは2メートル近い高い身体能力を含めて優劣つけ難い実力、潜在能力の持ち主という評価だ。
あるいは投手として打者の心理、打者として投手の心理作用のプロ野球経験を積ませようというチームの考え方(純粋培養熟成期間)でもあるのかもしれない。
2軍キャンプではまずは打者としてデビューして、いきなり噂に違(たが)わずに左右に打ち分けて2安打を記録して才能の高さ非凡さを実証してみせた。
(6)これからの投手としての結果評価とあわせて、2バージョン(version)でいくのか投打どちらか一本でいくのかチーム編成事情も含めて固まっていくものと思われる。
まだ18才と若く、将来性も高く、幅広い評価余地のある選択のめずらしい話題性をプロ野球界に運んできている。同じ高校野球出身で実績の藤浪(阪神・大阪桐蔭高出身)に話題性の大谷だ。
大谷選手は当初米大リーグ入りを表明していたが、将来の進路(米大リーグ)を考えるなら日本人投手の活躍する(通用する)米大リーグでの投手としての選択肢が優先されそうではある。
(7)投手としてスタートしても、プロ野球の経験を積んでから長く実働できる打者(野手)としても実績(ただし日本プロ野球)を残しそうな雰囲気のある選手だ。
メディアは「二刀流」というが、今流で言うなら「2バージョン」スタイルというべきところだ。才能を持つものの悩みで、150キロ超の糸を引く速球の投手もホームランも狙える強打者も捨てがたいというところで、現在のところプロ野球でもめずらしい投手、野手(打者)の2バージョンスタイルを目指している。さらに、日本プロ野球と米大リーグ移籍も視野に入れた2バージョンスタイルだ。
(2)高校野球ではエースで4番の才能豊かな選手は多く、早実の王貞治さん、法政二高の柴田勲さん(ともに元巨人)は高校野球の甲子園で投打にわたる活躍で全国優勝の経験を持つ。
ともに投打に高い才能を示していたが、王貞治さんは打者一本でプロ野球に進み巨人のONとしてV9に貢献し、ホームラン世界新記録を打ち立てて、監督としてもソフトバンクホークスで日本一、WBC監督としても世界チャンピオンに導き、現在もソフトバンクホークス会長として野球界をリードしている。
(3)柴田勲さんは、高校野球時代から精度の高い洗練された投球術を身につけて、投手としてプロ野球をスタートしたがプロ野球投手としては小柄だったこともあり、投手としては成功せずにその後野手(打者)に転向して足の速さをいかして巨人の1番バッターとしてONのV9時代をリードオフマンとして牽引した。
(4)ともに球史に残る打者(野手)として成功したが、すばらしい才能の集団の厳しい競争世界であるプロ野球では、ひとりで投手と野手(打者)の両立(2 version as pitcher and batter)というのは生半可、並大抵のことでは勤まらないのは当然のことだ。
(5)大谷選手も投打どちらかにわずかでも優劣がつけれるならば、どちらか一本に絞ってのプロ野球選手の道を目指すところだが、何しろ今のところは2メートル近い高い身体能力を含めて優劣つけ難い実力、潜在能力の持ち主という評価だ。
あるいは投手として打者の心理、打者として投手の心理作用のプロ野球経験を積ませようというチームの考え方(純粋培養熟成期間)でもあるのかもしれない。
2軍キャンプではまずは打者としてデビューして、いきなり噂に違(たが)わずに左右に打ち分けて2安打を記録して才能の高さ非凡さを実証してみせた。
(6)これからの投手としての結果評価とあわせて、2バージョン(version)でいくのか投打どちらか一本でいくのかチーム編成事情も含めて固まっていくものと思われる。
まだ18才と若く、将来性も高く、幅広い評価余地のある選択のめずらしい話題性をプロ野球界に運んできている。同じ高校野球出身で実績の藤浪(阪神・大阪桐蔭高出身)に話題性の大谷だ。
大谷選手は当初米大リーグ入りを表明していたが、将来の進路(米大リーグ)を考えるなら日本人投手の活躍する(通用する)米大リーグでの投手としての選択肢が優先されそうではある。
(7)投手としてスタートしても、プロ野球の経験を積んでから長く実働できる打者(野手)としても実績(ただし日本プロ野球)を残しそうな雰囲気のある選手だ。