(1)連合の次期会長に初めてとなる女性会長が選出された。これだけみれば今どきの女性活躍社会を推進する連合の新体制のように聞こえるが、報道によると連合会長選への立候補がみあたらずに立候補期限を延長しても効果なく、ものづくり産業労働組合副会長の芳野友子さんに白羽の矢が立ったというものだ。
(2)本ブログでもすでに経団連、連合の役割、使命は終わったと書いたが、安倍元政権では官邸主導政治による政、経、労会議で政府側から賃上げが要請されて、本来自主、自立、自律であるべき経済活動に対して政治が露骨な介入を続けて経営側、労使側も政治の見返りを期待しての政治介入に従うという不自然な構図となっていた。
(3)これまでは春闘といわれて3月に次期年度の雇用、賃金などの交渉が経営側の経団連と労働側の連合が話し合いを持ち方針を決めていたが、長引くデフレ、経済不況にIT産業革命で経済構造に変化が進み企業、産業単位組織でも好況、不況がはっきりして、単に経団連、連合に集約しての雇用、賃金交渉は意味を持たなくなり、各企業トップと単産労働組合代表がそれぞれの取り巻く企業、産業の経済環境を考慮しての直接話し合い交渉をする体制が常態化していた。
(4)長引く安定不況時代の中で企業側も労働側も雇用する、働く場所、企業組織の持続可能な存在、存立が大前提となり、ある意味では双方ものわかりのいい解決方法の結論も目につき、これまでのただ経営側、労働側にそれぞれに偏向(bias)した利益、立場保護主張だけの解決のみえない対立構図は時代に即して姿を変えてきていた。
(5)自然に経団連、連合の役割、使命は終わりを迎えて、経済活動への政治の介入を招くことになる。安倍元政権ではアベノミクスの大企業優遇政策、大胆な金融緩和策で円安株高効果を引き出して大企業、富裕層に恩恵をもたらして分断社会を招いた。
(6)アベノミクスは大企業の利益が中小企業、地方、国民に回るとの経済循環理論で賃上げも政治主導したが、利益は大企業、富裕層に限られて国民全体としては賃上げ効果は及ばなかった。情報化時代、IT産業革命時代ではこれまでの労使関係にとらわれないベンチャー起業、若手経営者も多く出てきて経団連、連合の役割、使命は時代遅れの体制としてますます存在は遠のくばかりだ。
(2)本ブログでもすでに経団連、連合の役割、使命は終わったと書いたが、安倍元政権では官邸主導政治による政、経、労会議で政府側から賃上げが要請されて、本来自主、自立、自律であるべき経済活動に対して政治が露骨な介入を続けて経営側、労使側も政治の見返りを期待しての政治介入に従うという不自然な構図となっていた。
(3)これまでは春闘といわれて3月に次期年度の雇用、賃金などの交渉が経営側の経団連と労働側の連合が話し合いを持ち方針を決めていたが、長引くデフレ、経済不況にIT産業革命で経済構造に変化が進み企業、産業単位組織でも好況、不況がはっきりして、単に経団連、連合に集約しての雇用、賃金交渉は意味を持たなくなり、各企業トップと単産労働組合代表がそれぞれの取り巻く企業、産業の経済環境を考慮しての直接話し合い交渉をする体制が常態化していた。
(4)長引く安定不況時代の中で企業側も労働側も雇用する、働く場所、企業組織の持続可能な存在、存立が大前提となり、ある意味では双方ものわかりのいい解決方法の結論も目につき、これまでのただ経営側、労働側にそれぞれに偏向(bias)した利益、立場保護主張だけの解決のみえない対立構図は時代に即して姿を変えてきていた。
(5)自然に経団連、連合の役割、使命は終わりを迎えて、経済活動への政治の介入を招くことになる。安倍元政権ではアベノミクスの大企業優遇政策、大胆な金融緩和策で円安株高効果を引き出して大企業、富裕層に恩恵をもたらして分断社会を招いた。
(6)アベノミクスは大企業の利益が中小企業、地方、国民に回るとの経済循環理論で賃上げも政治主導したが、利益は大企業、富裕層に限られて国民全体としては賃上げ効果は及ばなかった。情報化時代、IT産業革命時代ではこれまでの労使関係にとらわれないベンチャー起業、若手経営者も多く出てきて経団連、連合の役割、使命は時代遅れの体制としてますます存在は遠のくばかりだ。