(1)先週あたりは夏の暑さの名残りでこれも気候変動の影響かと思っていたら、途端に晩秋の底冷えに見舞われて、季節もようやく落ち着きをみせている。外を見ていると今の社会、何が問題なのか、どこがおかしいのか思いを巡らし始めた。
(2)ガソリンが大台の高値になって、街ではいつものように何もなかったかのように車がひんぱんに行き来している。経済が停滞していてもどこでも建築ラッシュで空き地が埋まっていく。生活保護者、世帯は減らないのに、政治は賃上げによる成長と分配の好循環社会の実現を盛んに主張している。
(3)新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言の大幅規制により、事業者、飲食業の経営窮状は連日現場から伝えられるが、医療従事者の業務窮状、過密対応、勤務は指摘されてもあまり目にすることはない。多くの犠牲者、被害者を出しながらのようやくコロナ感染者が大幅に減少して落ち着きをみせてきた。冬には再び感染拡大、第6波の懸念が指摘されている。
(4)自民党30%台の支持率に、野党は軒並みヒト桁台ですべて足しても自民党の足元にも及ばないが、基本政策に違いのある野党同士が選挙協力で一本化して政権交代をスローガンにしている。
政党支持率とは別にこれまでの選挙結果でも野党の獲得投票数を合わせれば自民党候補者を上回る選挙区事情の期待は持たせるが、立憲民主党と日本共産党の選挙協力は仮に政権をとれば立憲は単独政権といい、閣外協力という共産党は立憲の政策に反対することもあると公言している。
(5)09年民主党政権の失敗のトラウマから抜けきれない国民には当時の二の舞を見る思いだ。資本主義、民主主義の後退が指摘されて、共産主義一党独裁国家中国の政治、経済、軍事、学術の存在が大きくなっている中で自民党幹事長からは野党選挙協力で政権交代すれば共産主義の関与する政権になると、いつの時代の妄想思想を持ち出すのかと首をかしげる。
(6)コロナ感染拡大で政府は国民に外出、行動自粛、3密回避の協力を呼び掛けても若者層中心になかなか浸透せずに政治無関心は強いが、総選挙にあたってメディアは投票こそが政治を変えると正しい理念を説くが小市民的国民意識にはやはり届かずに、選挙のたびに低投票率で政党支持率、組織力の高い自民党有利の選挙が続く。
(7)選挙投票権は18才まで引き下げられているが20代の投票率は前回衆院選34%と低く、若者層の政治無関心は高い。若者層に世界的な潮流の保守思想が強くなっているのは安定志向で、野党の低落となってあらわれている。
(8)いいことを探そうと思っていてもなかなかみつからない。何年か前に警察官の社会犯罪が増加した時に、街頭での10代若者がインタビューで世も末ですねと平然と答えたのが印象に残っている。
コロナで苦しむ国民が世も末というわけにはいかない。国民の権利としてやるべきことがある。
(2)ガソリンが大台の高値になって、街ではいつものように何もなかったかのように車がひんぱんに行き来している。経済が停滞していてもどこでも建築ラッシュで空き地が埋まっていく。生活保護者、世帯は減らないのに、政治は賃上げによる成長と分配の好循環社会の実現を盛んに主張している。
(3)新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言の大幅規制により、事業者、飲食業の経営窮状は連日現場から伝えられるが、医療従事者の業務窮状、過密対応、勤務は指摘されてもあまり目にすることはない。多くの犠牲者、被害者を出しながらのようやくコロナ感染者が大幅に減少して落ち着きをみせてきた。冬には再び感染拡大、第6波の懸念が指摘されている。
(4)自民党30%台の支持率に、野党は軒並みヒト桁台ですべて足しても自民党の足元にも及ばないが、基本政策に違いのある野党同士が選挙協力で一本化して政権交代をスローガンにしている。
政党支持率とは別にこれまでの選挙結果でも野党の獲得投票数を合わせれば自民党候補者を上回る選挙区事情の期待は持たせるが、立憲民主党と日本共産党の選挙協力は仮に政権をとれば立憲は単独政権といい、閣外協力という共産党は立憲の政策に反対することもあると公言している。
(5)09年民主党政権の失敗のトラウマから抜けきれない国民には当時の二の舞を見る思いだ。資本主義、民主主義の後退が指摘されて、共産主義一党独裁国家中国の政治、経済、軍事、学術の存在が大きくなっている中で自民党幹事長からは野党選挙協力で政権交代すれば共産主義の関与する政権になると、いつの時代の妄想思想を持ち出すのかと首をかしげる。
(6)コロナ感染拡大で政府は国民に外出、行動自粛、3密回避の協力を呼び掛けても若者層中心になかなか浸透せずに政治無関心は強いが、総選挙にあたってメディアは投票こそが政治を変えると正しい理念を説くが小市民的国民意識にはやはり届かずに、選挙のたびに低投票率で政党支持率、組織力の高い自民党有利の選挙が続く。
(7)選挙投票権は18才まで引き下げられているが20代の投票率は前回衆院選34%と低く、若者層の政治無関心は高い。若者層に世界的な潮流の保守思想が強くなっているのは安定志向で、野党の低落となってあらわれている。
(8)いいことを探そうと思っていてもなかなかみつからない。何年か前に警察官の社会犯罪が増加した時に、街頭での10代若者がインタビューで世も末ですねと平然と答えたのが印象に残っている。
コロナで苦しむ国民が世も末というわけにはいかない。国民の権利としてやるべきことがある。