(1)衆院が解散された。31日投開票に向けて総選挙だ。各党の選挙公約がひときわ注目される新政権誕生間近の政治状況だ。しかし岸田首相の所信表明演説を「教科書」をみているようなあれやこれやいいことテンコ盛りの話でと書いたが、財務省事務次官は「ばらまき合戦」と投稿したが、これをすべてやるつもりなのか、できるのか、何をどうやるのか財源はこれ以上借金に頼るのか、岸田首相は富裕層への課税強化(金融所得課税見直し)は当面やらないと表明して、総裁選での「公約」から後退する発言でアベノミクスの成長重視路線に転換する姿勢だ。
(2)総選挙に向けた各党「公約」はあれやこれややります、これやりますだが、具体像、具体策がみえずに今日本の財政が1000兆円を超える累積赤字の異常性の中で、財政健全化、政策財源をどう確保、工面するのかが問題となって問われている中で政策あれやこれやテンコ盛り、ばらまき合戦でいいのか、岸田内閣が誕生して臨時国会各党代表質問3日間で解散総選挙では国民にも選択、審判する判断材料も不足して、岸田自民党の役員人事、閣僚人事をみてイメージ判断をするしかない。
(3)野党も同じで立憲民主党は一時的な所得税免除、現金給付、時限的消費税5%引き下げを打ち出して、財源を富裕層、大企業への課税強化などで負担するとしているが、具体的な積算、政策規模はみえてこずに、国民には立憲枝野代表もかってかかわった09年民主党政権での財源の見通しもない政策提言の失敗の「トラウマ」から抜け出せない負の遺産を抱えたままで、実現可能な政策具体策の提示が必要だ。
(4)他の政党も同じで政党支持率が1桁台の中で「公約」の意味が現実性を持つものか、意味があるのかの前提論がまずあり、だからこそ「公約」の実現性、具体像、具体性を目に見える形で示す政治責任がある。
岸田内閣支持率は出だし49%と菅内閣当初の62%より大きく低く、しかしその菅首相辞任時の20%台に比べれば大きく上回りつまりは高くもなく低くもない岸田内閣評価で、どうしても背後に安倍、麻生色の影響力がみてとれてこれからの岸田政治の出方次第という疑心暗鬼のところであり、それがみえない中での国会政策論争のない今回の総選挙はイメージ選挙となるもので国民にとっては「条件つき」選択イメージ選挙(qualified image election)だ。
(5)政策財源の具体性(実現積算)、岸田首相の総裁選「公約」の実現、リーダーシップ、イニシアティブ、安倍、麻生色からの脱却による成長と分配の好循環型社会の実現政治の裏付けが最低条件だ。
(2)総選挙に向けた各党「公約」はあれやこれややります、これやりますだが、具体像、具体策がみえずに今日本の財政が1000兆円を超える累積赤字の異常性の中で、財政健全化、政策財源をどう確保、工面するのかが問題となって問われている中で政策あれやこれやテンコ盛り、ばらまき合戦でいいのか、岸田内閣が誕生して臨時国会各党代表質問3日間で解散総選挙では国民にも選択、審判する判断材料も不足して、岸田自民党の役員人事、閣僚人事をみてイメージ判断をするしかない。
(3)野党も同じで立憲民主党は一時的な所得税免除、現金給付、時限的消費税5%引き下げを打ち出して、財源を富裕層、大企業への課税強化などで負担するとしているが、具体的な積算、政策規模はみえてこずに、国民には立憲枝野代表もかってかかわった09年民主党政権での財源の見通しもない政策提言の失敗の「トラウマ」から抜け出せない負の遺産を抱えたままで、実現可能な政策具体策の提示が必要だ。
(4)他の政党も同じで政党支持率が1桁台の中で「公約」の意味が現実性を持つものか、意味があるのかの前提論がまずあり、だからこそ「公約」の実現性、具体像、具体性を目に見える形で示す政治責任がある。
岸田内閣支持率は出だし49%と菅内閣当初の62%より大きく低く、しかしその菅首相辞任時の20%台に比べれば大きく上回りつまりは高くもなく低くもない岸田内閣評価で、どうしても背後に安倍、麻生色の影響力がみてとれてこれからの岸田政治の出方次第という疑心暗鬼のところであり、それがみえない中での国会政策論争のない今回の総選挙はイメージ選挙となるもので国民にとっては「条件つき」選択イメージ選挙(qualified image election)だ。
(5)政策財源の具体性(実現積算)、岸田首相の総裁選「公約」の実現、リーダーシップ、イニシアティブ、安倍、麻生色からの脱却による成長と分配の好循環型社会の実現政治の裏付けが最低条件だ。