今週の火曜日、羽田にてバンドメイドのお給仕を観ました。
先日、
ニューアルバムを出したばかりのBAND-MAID
それを記念したゼップツアーの最終日でございました
個人的にバンメのお給仕に行くのは去年の横浜アリーナ以来一年ぶりでした
本当は、
行きたい公演とかもあったんですけど、
結構…いや、かなりチケットが取れなかった、と笑
中々にチケットが取りにくいバンドになってるのを感じますが、
逆に言えば、こういう風にチケットが取れた時の喜びが増す。とも言えるので、
最近はチケットが取れない事すら前向きに捉える様にはしていますね
そっちの方が人生楽しいと思うしね。
ゼップ羽田は、
今年2月以来の来訪でした
最寄駅が天空橋って駅前なんですけど、
個人的にはそれだけでテンション上がりますね笑
東京の駅名は洒落たのが多くて純粋に面白いと思うし、
東京モノレールから見る景色ととても綺麗でそういうトコも良かったです
それと、
ライブハウスでBAND-MAIDを観るのって初めてなんですよね
だから肉眼でメンバーの表情等見えるのは新鮮でもありました
もうツアー終わってますが、
既に来年も攻め攻めのスケジュールで行くっぽいので、
その狼煙としても機能していた公演でしたね。
では、以下。
一曲目は「Forbidden tale」からスタート。
凄いと思ったのが、ビジョンに映るデジタルの演出と
バンド演奏が一体化していてまるでメルヘンの世界で演奏している〜みたいな、
ゼップ羽田ってこういう事も出来るんだ!となんか感動してしまった。。
「Shambles」では、
ガレージの様なギターサウンドと
カッチリした歌が噛み合って未曾有の格好良さを発揮
なんとなく、90年代のV系好きな方にも受けそうな感じがした
それと、
前も思ったけど「人間万事塞翁が馬」の部分は
いつ聴いても印象に残るな〜と
いきなり、
日本のことわざを入れ込むセンスは純粋にカッコいい。
そこから、バッキバキのドラムが鳴り響く「Sense」
パンク及びメタルの匂いを感じさせるアレンジにおもわずヘドバンで対応
あの強烈なサウンドの凄まじさはやっぱりバンメ凄いな。と
それと、
激しいバンドサウンドとメロディアスなサビの中では
「幸せになりたい」ってフレーズが一層際立つ感覚もあって、
その激情の渦に沸く感じと沁み入る感じのバランス感覚も見事な一曲だと改めて。
ライブ(お給仕)で聴くと余計にそれを感じます。
「何度だって 何度だって」と懸命な歌唱が胸に残った「Protect You」
MCでは「お帰りなさいませ ご主人様、お嬢様!」と恒例の挨拶をし、
「ソールドアウトありがとうございますっぽー!」といつもの鳩の口調?で喜びを表現する小鳩
そこから、観客とのシンガロングも楽しかった「NO GOD」
テクニカルなギタープレイにも魅せられた「Play」と往年の名曲でも魅せていく
新譜の中でも生で聴きたいな〜と思ってた「Go easy」の披露も嬉しかった
生で聴くと小鳩ミクの懸命なコーラスワークも気持ち良い疾走感のあるキラーチューンに聴こえた
それと、
この曲は歌詞がすごく好きで
サビの「知りたくないことばっか」ってフレーズと
この日は「理屈じゃない何かが叫んだ」って部分が特に印象に残った
小鳩のコーラスも若干悲しげにも聴こえるのがまたツボでした。
SAIKIが「来いよー!」と観客を煽り、
「ハロー!」の大合唱も気持ち良かった「DOMINATION」
基本的に新譜の楽曲を中心にしつつも、築き上げて来た人気曲も注ぎ込むスタイル
やっぱり昔から演っている鉄板曲しか出せない空気もあるな〜と感じつつ、
切実さが滲み出すロックナンバー「Letters to you」や
小鳩ミクがメインボーカルを務めた「Brightest star」など、
新譜の曲でも同様に盛り上がりを見せていたのも今の充実が如実に出ていました
小鳩の声質はSAIKIとは全然違うので、彼女の歌を聴くのも大好きだし新鮮な感じもした
この曲では確かギターバトルもあってそれも面白かった記憶があります
からの、
洪水の様なロックサウンドを羽田に叩き付けた「Get to the top」
管理人は千葉県民なので、空港を利用するとしても成田の方に行くんだけども、
ここ羽田では音楽の力で別世界に飛び立ってるな〜と深々と思いました
BAND-MAIDは、
インスト曲がまた凄まじく格好良くて
肉感的なフレーズをドクドクと鳴らすリズム隊に
ツインギターの迫力、それらが合わさる一体感・・・と
楽器隊のレベルが高いバンドなだけにより一層顕著になる感じが素晴らしい
からの、
バンドを代表するキラーチューン「After Life」の流れも良かった
イントロからしてカッコよく、SAIKIの「ヘイヘイヘーイ」の扇動もテンション上がる
何より間奏のゴリッゴリのバンド演奏が非常に堪らなかった
サビの解放感にも満たされつつ、
ライブは後半に向かってゆきました。
全編英語詞である「Bestie」
SAIKIの拡がりのあるボーカリゼイションと
雄大な空からの映像を長回しで映したビジョンとの相性も良く、
聴いていて見ていてジーンとなる感慨深い一曲に仕上がっていました
KANAMIの激情のギターソロにも魅せられつつ、
オルタナティブなロックサウンドにも感銘を受けた楽曲でしたね。
これもまた、
万華鏡の如く美しかったビジョンの映像との親和性も高かったバラッド「The one」
この曲は歌を聴かすアレンジにも感じてそれも心地良かったし、
ラスサビでテンポアップする構成がまたテンション上がった
サビメロがやっぱり素敵な「Choose me」はSAIKIの艶やかなポージング含めて良かった
尚、
この曲ミスってたらしく、
後でもう一回演りたい。と、
まさかの予告アンコールが飛び出してました(笑)。
BAND-MAIDのライブでは基本アンコール無いので結構なサプライズでした。
アンコールを演らない理由は、
「今に賭けてっから!」との事らしい(SAIKI談)、
KANAMIも「何年か振りのアンコール!」とアンコールする前からテンション上がっていた
ちなみに、アンコールしない歌手やバンドって意外と多くてですね、
今年自分が観に行った中でもカネコアヤノ、SOPHIA、コシュニエ辺りがアンコール無しでした
アンコールする歌手でも、たまに予定外のダブルアンコールとかありますね笑
アンコールに関しては無ければシンプルで良い
あれば印象的なシーンが増えるから良い。みたいな感じで自分としてはどちらでも。というカンジ
全員が全員同じでも同調圧力みたいになるから今みたいな感じで良いと思いますね。
そこから、
激情のロックナンバー「Toi et moi」
ベースMISAとギターKANAMIの楽器バトルも楽しかった「HATE?」は
速弾きのギターソロがまた格好良かったし、SAIKIの吐き捨てる様に歌唱する
「I HATE YOU」がまたスカッとする出来栄えでとても良かった
更に、
管理人にとってバンメとの出会いの一曲である「Unleash!!!!!」の披露は嬉しかった
リリースから2年経っても根付いてるのがやっぱり嬉しい。
それと、
イントロのAKANEの畳み掛ける様なドラミングから痺れたし、
観客みんなでのヘイ!ヘイ!コールもまた楽しかったなぁ
小鳩のギターソロも格好良かったし、
歌詞の
「この瞬間を待っていたんだ」というフレーズが
正にライブ空間と一体化している感覚なんかもあったりして、
本当にTHEライブ!って感じの一曲でめちゃくちゃブチ上がりましたね
熱狂の渦に身を任せる…それ自体が生の実感にも繋がる。と感じながら聴いていました
続く「TAMAYA!」はダンスミュージック的な側面もあり、
会場全体がロックンロール・ディスコと化していた
この曲、
ロックはロックなんだけど、
踊らせるという側面が強かったので
結構今後新機軸となる様な新しいアプローチかもしれない。とか思いました
それとこの曲もカラフルな照明が印象的でそういう演出も本当美麗だな〜と感じていました
最後は、
「ああだのこうだのぐちぐち言わずに
なんでもかんでも本気でやったらいい」というフレーズが痛快でもあった「Magie」で本編は終了
アルバムの一曲目が本編最後〜ってのも中々面白い構成だな〜と思いつつ、
ジャンプ!ジャンプ!のトコで実際にジャンプするのも面白かったですね
火曜日でまだまだ仕事残ってるけど、そんなんどーでもいいや!みたいなテンションでした笑
で、
予告通りアンコールも敢行
勿論「Choose me」の一曲を叩き付けて終了でした
「みんな欲しがりだなー!」
「今夜だけと思えよー!」とSAIKIが口に出して、
熱唱を魅せ付けたこの曲はこれまた忘れられない一曲になりました
2回演った事で、
よりサビのメッセージ性が際立った感じもしていて
清々しくも大事な言葉を受け取った様な…そんなエンディングでございました
最高にロックバンドなステージに感謝!です
ありがとうございました!!!!!
1. Forbidden tale
2.endless Story
3.Shambles
4.Sense
5.Protect You
6.NO GOD
7.Play
8.Go easy
9.DOMINATION
10.Memorable
11.Letters to you
12.Brightest star
13.Get to the top
14.After Life
15.Bestie
16.The one
17.Choose me
18.Toi et moi
19.HATE?
20.Unleash!!!!!
21.TAMAYA!
22.Magie
23.Choose me
ライブハウスで観るBAND-MAIDは、
より生々しいバンドサウンドが耳に突き刺さって来て非常に堪らない出来栄えでした
今回のお給仕は、
素晴らしい出来栄えでしたし、
よりロックバンド・BAND-MAIDの正しさ/凄さ/格好良さを知らしめる様なものだったかと思います
BAND-MAIDの音楽は純粋にバンドサウンドってカッコいいー!みたいになる、
そういうシンプルな力強さを含んでると感じるので、
是非ロックバンド好きな方には見て貰いたいですね。
来年も、チケットが取れたらまた是非あの狂騒に身を任せたいと思います…!