さてウルトラマンマックスのオススメ作品の紹介。
第9話「龍の恋人」・・・龍の伝説が残る奈津川湖。それを信じない人間の手により龍を奉った祠が壊されてしまう。そして現われた伝説怪龍ナツノメリュウ。あらぶる龍を鎮めるためマックスが立ち向かう。
花火を背景にしたシーンが印象的。また今作に登場した少女が実は亡くなっていたという設定はセブンの「ノンマルトの使者」と通ずるところがある。ちなみにこのタイトルはコスモス第19話「星の恋人」からだと思われる。
第15話「第三番惑星の奇跡」・・・宇宙から飛来した白い物体。それは受けた攻撃を身につけ際限なく強力になっていく完全生命体イフだった。DASHもマックスも手のうち用が無い危機を救ったのは一人の少女だった・・・
マックス最高傑作だと思う作品。「力」でなく「音楽」がイフの姿を美しい楽器に変え、地球を救った。「いつの日かDASHを解散できるといい」「地球に本当の平和が訪れたときだからな」という会話の内容も良い。またこれには別エンディングがあり、それはDVDを見ないとわからない(レンタルしたけど収録されてなかった)が、悲しい終わり方だとのこと。ちなみにこの作品のタイトルはセブン第43話「第4惑星の悪夢」から。
第16話「わたしはだあれ?」・・・宇宙化猫タマ・ミケ・クロによって記憶を妨害されてしまった人々。それはマックスも同様だった。記憶が無い中で迫り来る宇宙化猫の前に勝ち目はあるのか?
前話と打って変わってコメディ編。とにかくだれもが記憶を妨害され、変な行動をとる。カイトは変身方法を忘れるし、マックスは光線発射ポーズまで忘れ「命」のポーズまでとり、挙句の果てには右手も左手もわからなくなってしまう(「お茶碗を持つほう」と言われて思い出す)。こんな中唯一冷静なのがアンドロイドのエリーだったが、隊員たちの行動に遂に(何故か関西弁で)怒る。ちなみにこのタイトルはセブン第47話「あなたはだあれ?」から。
第22話「胡蝶の夢」・・・「ウルトラマンマックス」の脚本家の蓮沼が見る夢。その中で彼はカイトになっているのだった。彼が夢の中で出あった女が作る怪獣は遂に実体化する・・
マックス最大の異色作。まず「マックスの世界自体が脚本の中の世界」という設定が珍しい。さらにはカイトが変身するのでなく(カイトと入れ替わった)脚本化が変身するのである。おそらく子供が見てもわからないほど深い作品(私は好きだが)。高熱にうなされながら見た作品。
第25話「遥かなる友人」・・・ネリル星から来訪したキーフ。彼は地球人が宇宙人を恐れていることを知り、友好的な異星人であることをわかってもらうため、自らDASHに名乗り出る。しかし実験により彼の体は疲労がたまってしまい・・
宇宙人との友情を描いた作品。普通に感動できる。またゴドレイ星人という目的が全く不明な宇宙人の存在が恐ろしい。意味不明な行動ほど恐ろしいものは無い。
第31話「燃え尽きろ!地球」・・・特殊な光波チャネルにより燃え上がったものの燃え尽きてしまう人々。カイトと一体化しているマックスにもその影響が及んでしまう!次々と燃え尽きてしまう危機の中、トミオカ長官とヨシナガ教授が立ち上がる!
燃え上がるDASHの無茶苦茶な行動、そしてマックスの超高速戦闘(敵が攻撃を食らっているようには見えない)に唖然。また挑発星人モエタランガがマックスを「人間の体という牢獄に閉じ込められている」と表現したのも印象的。ちなみにこのモエタランガという宇宙人は帰マン第48話「地球頂きます!」に登場したなまけ怪獣ヤメタランスを逆オマージュしたもの。
以上6作品を紹介。最終回となる次回はウルトラシリーズ全体のベスト5を紹介。
余談・・・実はマックスの作品がカナダの映画祭で公開されるとか。「第3番惑星の奇跡」「わたしはだあれ?」「胡蝶の夢」「奪われたマックススパーク」がその公開作品だとか。詳しくはウルトラマンメビウス・ファンサイト「メビウスベルト」の掲示板を参照。
豆知識・・「胡蝶の夢」とは中国の故事。荘子が蝶になった夢を見るが、はたして蝶が自分になった夢を見ていたのか、自分が蝶になった夢を見ていたのかを忘れてしまったという現実と夢との区別がつかないこと、または物我一体の境地のたとえ。
第9話「龍の恋人」・・・龍の伝説が残る奈津川湖。それを信じない人間の手により龍を奉った祠が壊されてしまう。そして現われた伝説怪龍ナツノメリュウ。あらぶる龍を鎮めるためマックスが立ち向かう。
花火を背景にしたシーンが印象的。また今作に登場した少女が実は亡くなっていたという設定はセブンの「ノンマルトの使者」と通ずるところがある。ちなみにこのタイトルはコスモス第19話「星の恋人」からだと思われる。
第15話「第三番惑星の奇跡」・・・宇宙から飛来した白い物体。それは受けた攻撃を身につけ際限なく強力になっていく完全生命体イフだった。DASHもマックスも手のうち用が無い危機を救ったのは一人の少女だった・・・
マックス最高傑作だと思う作品。「力」でなく「音楽」がイフの姿を美しい楽器に変え、地球を救った。「いつの日かDASHを解散できるといい」「地球に本当の平和が訪れたときだからな」という会話の内容も良い。またこれには別エンディングがあり、それはDVDを見ないとわからない(レンタルしたけど収録されてなかった)が、悲しい終わり方だとのこと。ちなみにこの作品のタイトルはセブン第43話「第4惑星の悪夢」から。
第16話「わたしはだあれ?」・・・宇宙化猫タマ・ミケ・クロによって記憶を妨害されてしまった人々。それはマックスも同様だった。記憶が無い中で迫り来る宇宙化猫の前に勝ち目はあるのか?
前話と打って変わってコメディ編。とにかくだれもが記憶を妨害され、変な行動をとる。カイトは変身方法を忘れるし、マックスは光線発射ポーズまで忘れ「命」のポーズまでとり、挙句の果てには右手も左手もわからなくなってしまう(「お茶碗を持つほう」と言われて思い出す)。こんな中唯一冷静なのがアンドロイドのエリーだったが、隊員たちの行動に遂に(何故か関西弁で)怒る。ちなみにこのタイトルはセブン第47話「あなたはだあれ?」から。
第22話「胡蝶の夢」・・・「ウルトラマンマックス」の脚本家の蓮沼が見る夢。その中で彼はカイトになっているのだった。彼が夢の中で出あった女が作る怪獣は遂に実体化する・・
マックス最大の異色作。まず「マックスの世界自体が脚本の中の世界」という設定が珍しい。さらにはカイトが変身するのでなく(カイトと入れ替わった)脚本化が変身するのである。おそらく子供が見てもわからないほど深い作品(私は好きだが)。高熱にうなされながら見た作品。
第25話「遥かなる友人」・・・ネリル星から来訪したキーフ。彼は地球人が宇宙人を恐れていることを知り、友好的な異星人であることをわかってもらうため、自らDASHに名乗り出る。しかし実験により彼の体は疲労がたまってしまい・・
宇宙人との友情を描いた作品。普通に感動できる。またゴドレイ星人という目的が全く不明な宇宙人の存在が恐ろしい。意味不明な行動ほど恐ろしいものは無い。
第31話「燃え尽きろ!地球」・・・特殊な光波チャネルにより燃え上がったものの燃え尽きてしまう人々。カイトと一体化しているマックスにもその影響が及んでしまう!次々と燃え尽きてしまう危機の中、トミオカ長官とヨシナガ教授が立ち上がる!
燃え上がるDASHの無茶苦茶な行動、そしてマックスの超高速戦闘(敵が攻撃を食らっているようには見えない)に唖然。また挑発星人モエタランガがマックスを「人間の体という牢獄に閉じ込められている」と表現したのも印象的。ちなみにこのモエタランガという宇宙人は帰マン第48話「地球頂きます!」に登場したなまけ怪獣ヤメタランスを逆オマージュしたもの。
以上6作品を紹介。最終回となる次回はウルトラシリーズ全体のベスト5を紹介。
余談・・・実はマックスの作品がカナダの映画祭で公開されるとか。「第3番惑星の奇跡」「わたしはだあれ?」「胡蝶の夢」「奪われたマックススパーク」がその公開作品だとか。詳しくはウルトラマンメビウス・ファンサイト「メビウスベルト」の掲示板を参照。
豆知識・・「胡蝶の夢」とは中国の故事。荘子が蝶になった夢を見るが、はたして蝶が自分になった夢を見ていたのか、自分が蝶になった夢を見ていたのかを忘れてしまったという現実と夢との区別がつかないこと、または物我一体の境地のたとえ。