ひびレビ

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きみの未来

2014-04-06 07:37:53 | ウルトラシリーズ
ようやく「ウルトラマンギンガ」の後期放送分を視聴しました。

後期はダークガルベロスから始まりました。でもあんなのガルベロスじゃない!あんな生易しい攻撃なんてガルベロスらしくない!卑劣さとしつこさが足りない!まぁギンガでそんなのが出来るわけもなくw色々言われるネクサスですが、こうして怪獣や闇の巨人が今も出て来てくれるのは嬉しいですね。
続いてはギンガスパークを奪われたヒカルの代わりに、美鈴がレッドキングへライブしたものの、ザラガスには敵わず。可愛らしいレッドキングとは面妖な・・・ただ、ザラガスのパワーアップに関しては「うーん」という感じでした。あの棘はあまり強そうに思えませんでした。発光時に一緒に棘も放つとかだったら、もっと強かったかも。

そしてアントラー、ウルトラマンダーク&セブンダークの登場。これまで偽物やカオスロイドはいましたが、ウルトラマンとセブンが闇に染まった姿というのは新鮮でした。アントラーは初代ウルトラマンの話よりも、マックスでの活躍が印象に残っています。エネルギーチャージを妨害するというのは面白かったなぁ。
アントラーに対し、美鈴、健太、千草の3人がジャシュラインにライブ。発想は良かったのに、ただあたふたして終わってしまったのが残念でなりません。3人の息の合った連係プレーを見たかった。

で、父がウルトラマンダーク&セブンダークにライブし、ヒカルと戦ったと知り、ナックル星人と共にスーパーグランドキングにライブしてしまった美鈴を救うべく、ヒカルはギンガの力を借りて美鈴の心の中へ!・・・まさかイチャつくとは思わなかったんだ(汗。ここで重い話になるよりは、あくまでも子供の喧嘩のように、コミカルに描くのがギンガらしいのかもしれません。
にしても、満を持して登場したスーパーグランドキング。中に美鈴がいるために、ギンガやジャンナインもまともに攻撃できません。ウルトラマン、セブン、ティガ、ジャンナインも、ヒカルを美鈴の元に送っているために動けないギンガを守るべく、スーパーグランドキングを押しとどめることに。で、戻ってきたらあっという間に撃破・・・もうちょっと強敵っぷりを見せつけて欲しかった。その後の列伝で放送したグランドキングと比べると、状況が状況とはいえ強化版とは思えませんでした。

まさかの校長先生がダークルギエルの宿主だったことが判明し、ダークルギエル復活。人々の絶望を力に変え、ギンガも倒れる中、口ずさまれるのは降星小学校の校歌・・・希望を取り戻した人々の力により、遂にウルトラマンタロウ復活!メビウスですら流れなかった歌入の主題歌がまさか流れるとは!でもダークルギエル、そのパンチは無いわー(涙。
タロウの力も借りてギンガ復活。地球を飛び出して決着。皆元の世界に戻って行くことに・・・


といった感じでギンガ最終回までを簡単に振り返ってみました。話は「ウルトラマンで青春物語をやったらどうなるか?」というのが描かれていたように思えます。ただ、私に合わなかったのか、あまり楽しむことは出来ませんでした。戦闘も迫力があったとは思いづらく、ストーリーも学校と山しか出て来ないために狭さを感じました。街の商店街に行ったり、タイムカプセルが埋まっていたりと、もうちょっと広げて欲しかったです。まぁこの話数でやるとなった以上、広げ過ぎると畳みきれなくなりそうですし、11話であればこの形式が良かったのかな。

怪獣や歴代ウルトラマンにライブできる!ものの、後半はさすがにギンガメイン。怪獣へのライブは主に美鈴たちの役目に。ジャンナインも目立った活躍が無かったように思えますが、前半で暴れた分、しょうがないのかなとも。ダークルギエル相手に、スーパーグランドキングで挑んでいたらどうなったのやらw
それにしても、まさかタロウが主題歌付きで復活するとは思いもしませんでした。凄く嬉しかった分、ダークルギエルがタロウに殴りかかるシーンが、子供がダダをこねるようなパンチに見えてしまったのが惜しかった(苦笑。

終わってみれば11話。「ウルトラマンギンガ」は、ウルトラマンでの青春物語、怪獣にも変身できるというのが面白いものの、物足りなさを感じています。戦闘やストーリーなど、もっとこうして欲しかった!という要望があれこれありますが、それは話数が倍以上あるウルトラマンを見慣れているからかなと。テレビ放送ならばセブンXも話数は短かったですが、あれはドラマ部分に重点を置いていたように思えますし、更に関連アイテムの売り出しもそんなに無かったでしょうから、また事情が違ってくるのかなと。セブンXにライブすると、アイスラッガーが鈍器になるのかなw

この話数でやるのであれば、どうしても制限はつくでしょうし、予算だって制限がある。その範囲内で、新しいウルトラマンを届けてくれた事には素直に感謝です。この調子で、とはいかないでしょうが、ギンガには今後しばらくウルトラシリーズを引っ張っていってもらいたいですね。
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