ひびレビ

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モンスターアーツ ガイガン(2004)

2014-04-21 00:00:59 | おもちゃ・フィギュア
「ガイガーン!起動!!」

というわけで、モンスターアーツの新作は「ゴジラ FINAL WARS」に登場したガイガン(2004)です。


元々は「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」で初登場した殺し屋怪獣。キングギドラとタッグを組み、ゴジラとアンギラスと交戦。続く「ゴジラ対メガロ」ではメガロと組み、ゴジラとジェットジャガーと交戦・・・そして31年の時が流れ、現時点でのゴジラ最終作にてようやく復活を果たした怪獣です。「流星人間ゾーン」という作品も登場したとのことですが、平成に入っても一向に映画に登場しませんでした。見た目のかっこよさ、如何にもな悪役怪獣という雰囲気の漂うガイガンが、何で出番が無かったのだろう。メカゴジラが出てきたため、という話も聞きますが、個人的にはガイガンが悪役っぽすぎるのも理由なのかなーと思ったり。平成ではゴジラが正義の味方では無くなっていますし。




それはそれとして、ミレニアム版ゴジラに続き、VSシリーズ以降の怪獣が立体化となりました。昭和版はリボルテックで発売されていましたね。購入していないので比較できないのが残念です。
ガイガンの凶暴さ、サイボーグ怪獣の名に恥じないメタリックさなど、非常に綺麗に仕上がっていると思います。ただ、ガイガンの特徴でもある腹部のカッターの影響で、腰が一切回りません。ここは見栄え重視なら仕方ないですね。口は牙があるため完全には閉じられません。
尻尾も長く、箱も大きかったので結構な重さを予想していたのですが、案外軽くて驚きました。






可動には概ね満足ですが、腰が回らないためポーズをつけにくい・・・まぁ元から動きのあるポーズをつけるのが得意ではないですが(苦笑。




全身が武器のような存在で、膝の裏側にまで棘が備え付けられていました。



悪役っぽく人質をとったり。「そこから動くな!」といっても、熱線をぶっ放せばどうとでもなる気がします(笑。




FWでは、南極にて復活したゴジラと交戦。寝起き一発目の熱線を食らって吹き飛び、チェーンを絡ませてゴジラを引き寄せて腹部のカッターまで回転させていたのに、今度は熱線を頭に食らって敗北・・・今回久々にFWのガイガン登場シーンを見直したのですが、他の怪獣もいる都合からか、意外と出番が少ないような?でもヘドラよりマシですけどね(涙。




ゴジラに敗北後、今度は改造されて復活。改造されて変わったのは両腕にチェーンソーを装備、頭部の角や牙にはキザギザが入るようになり、首の周りはより強固に。でも何で首の前だけ以前のまま?
チェーンソーは刃部分が可動しますが、ゆっくり動かさないと外れる恐れがあるとのこと。


チェーンソーは鎌との交換になりますが、片方だけを交換することももちろん可能です。何となく改造パンドンを思い出しますね。
ところで、この交換作業が意外と辛い。体中がトゲトゲしい上に、特に首パーツがなかなか外れず、一度上半身が丸ごとすっぽ抜けました。上半身に腹部カッターやら背中の翼がついているため、それを恐る恐るはめて直さなければならず、結果として右の羽の付け根に白い筋が・・・慎重に交換作業を行おう。






改造後は主にモスラと交戦。黙って肉弾戦を挑めば余裕で勝てたでしょうに。切れ味抜群のカッターを発射しさえしなければ・・・豊富すぎる武装が仇となってしまいました。でもカッコいいから許す。



そんなこんなでガイガン(2004)でした。お値段は結構しますし、エフェクトパーツもありませんが、改造後を再現できる点や、見た目の美しさとカッコよさなどからあまり気になりませんでした。この調子でVSシリーズ以外の面々も立体化していって欲しいですね。そういえば新たにゴジラが出るんだっけか。今月にはVSシリーズのモスラも出ますし、いずれは幼虫コンビも到着。まだまだ楽しめそうです。
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