機動新世紀ガンダムX 第23話「私の夢は現実です」
不安になったティファが自らガロードの手を握るの、良いよね……ガロード側からじゃないってのがまた良いよね……
さて、囚われの身となったフリーデンのクルーたち。そんな中、ガロードはカトックさんに復讐出来て満足かを挑発するかのように問いかけ、銃を向けられながらも「俺よぉ、最近ようやく分かって来たぜ。大人ってのがどういうものか。戦争だぁ連邦だぁニュータイプだぁ、生まれる前のごたごたにこっちを巻き込んで引っ掻き回す!それがあんたたちの言う大人なんだろ!」と声高に叫んでいました。
これを黙って聞いていたカトックさんの行動は、まるでガロードを試しているかのように見えました。「大人」は何もジャミルやテクス先生のように頼れる人物ばかりではなく、時には理不尽な暴力を振るってくることもある。それでもなお未来を見据えられるか、自分の意見を貫き通せるか。彼の意思の強さを推し量っていたのではないかと。
しかし、本当にガロードの言うとおりですよね……ガロードら子供にしてみればいい迷惑ですよ……もしかして本作の最大の敵は「過去」なのかなと感じる言葉でした。
連れていかれたジャミルとティファはアイムザットと会食することに。アイムザットの無粋な話が展開される中で現れたのがカトックさん!
カトックさんといえば次回のあの言葉も印象的ですが、ここでの優しく、それでいて皮肉たっぷりな言動の数々も印象的です。コーヒーを一飲みしてティファに「怪しいものは入っていない」と安心させるのも良いですよね……軍人としてではなく「お父さん」感強めの行動だったと思います。
その後ティファは「みんなやカトックさんとは一緒にいられない」という夢=現実を見たことをカトックさんに語り、それを聴いたカトックさんは前回ジャミルに話した件の真相を語り出すのですが、これは二度と会えないならばせめてと、ジャミルの心に傷を残さないための配慮でしょうか。
一方ジャミルのシークレットコマンドに従い、逃亡計画を進めるガロードたち。偵察を褒められたガロードでしたが、ここで調子に乗らずGコンがGXに残っているかどうかを気に掛けたり、エニルの処遇を巡って対立しかけるキッドとトニヤの仲介に入るなど、精神的な成長が感じられます。
また、ウィッツは不安がるトニヤに「心配すんな、守ってやっから」と声をかけ、サラはロアビィが何か言う前に「ロアビィ、私たちもお互い頑張りましょうね」と先んじてバリアを張るような言動をし……と、ここら辺、各々の成長や関係性の変化が見られる良いシーンですね。
しかし逃亡計画には邪魔が入ってしまい、ジャミルとティファも連れていかれて絶体絶命!の危機に手を組むガロードとカトックさん!
簡単にガンダム奪取とは相成りませんでしたが、そんな状況下でなおガロードの口から発せられるのは「一体どうしたらいいんだ」という、次の一手を模索する言葉。決して諦めないガロードだからこそ、カトックさんもダブルエックスの奪取を提案してくれたのでしょう。
そして次回は遂にダブルエックス起動!
不安になったティファが自らガロードの手を握るの、良いよね……ガロード側からじゃないってのがまた良いよね……
さて、囚われの身となったフリーデンのクルーたち。そんな中、ガロードはカトックさんに復讐出来て満足かを挑発するかのように問いかけ、銃を向けられながらも「俺よぉ、最近ようやく分かって来たぜ。大人ってのがどういうものか。戦争だぁ連邦だぁニュータイプだぁ、生まれる前のごたごたにこっちを巻き込んで引っ掻き回す!それがあんたたちの言う大人なんだろ!」と声高に叫んでいました。
これを黙って聞いていたカトックさんの行動は、まるでガロードを試しているかのように見えました。「大人」は何もジャミルやテクス先生のように頼れる人物ばかりではなく、時には理不尽な暴力を振るってくることもある。それでもなお未来を見据えられるか、自分の意見を貫き通せるか。彼の意思の強さを推し量っていたのではないかと。
しかし、本当にガロードの言うとおりですよね……ガロードら子供にしてみればいい迷惑ですよ……もしかして本作の最大の敵は「過去」なのかなと感じる言葉でした。
連れていかれたジャミルとティファはアイムザットと会食することに。アイムザットの無粋な話が展開される中で現れたのがカトックさん!
カトックさんといえば次回のあの言葉も印象的ですが、ここでの優しく、それでいて皮肉たっぷりな言動の数々も印象的です。コーヒーを一飲みしてティファに「怪しいものは入っていない」と安心させるのも良いですよね……軍人としてではなく「お父さん」感強めの行動だったと思います。
その後ティファは「みんなやカトックさんとは一緒にいられない」という夢=現実を見たことをカトックさんに語り、それを聴いたカトックさんは前回ジャミルに話した件の真相を語り出すのですが、これは二度と会えないならばせめてと、ジャミルの心に傷を残さないための配慮でしょうか。
一方ジャミルのシークレットコマンドに従い、逃亡計画を進めるガロードたち。偵察を褒められたガロードでしたが、ここで調子に乗らずGコンがGXに残っているかどうかを気に掛けたり、エニルの処遇を巡って対立しかけるキッドとトニヤの仲介に入るなど、精神的な成長が感じられます。
また、ウィッツは不安がるトニヤに「心配すんな、守ってやっから」と声をかけ、サラはロアビィが何か言う前に「ロアビィ、私たちもお互い頑張りましょうね」と先んじてバリアを張るような言動をし……と、ここら辺、各々の成長や関係性の変化が見られる良いシーンですね。
しかし逃亡計画には邪魔が入ってしまい、ジャミルとティファも連れていかれて絶体絶命!の危機に手を組むガロードとカトックさん!
簡単にガンダム奪取とは相成りませんでしたが、そんな状況下でなおガロードの口から発せられるのは「一体どうしたらいいんだ」という、次の一手を模索する言葉。決して諦めないガロードだからこそ、カトックさんもダブルエックスの奪取を提案してくれたのでしょう。
そして次回は遂にダブルエックス起動!