ウルトラマンブレーザー 第22話「ソンポヒーロー」
「結構です」と返すと「結構」の意味を好意的に解釈されかねないから、きっぱりと「いりません」って断ることが大事だって何かで教わった気がしないでも無いけど、実際どうなんですかね?
さて今回は日本怪獣損害保険に勤めるスズキ・テツオが主人公。成績は伸び悩み、上司からは契約が取れていないことを叱責され、成績優秀な後輩のアイカワからもなめられっぱなし……そんな彼が出会ったのは早くに夫に先立たれたタナカ・ミチコでした。
華々しい道を歩む他人と自分を比較してしまう彼の心に「大きな目標がなきゃいけないのかしら」「奇麗なお花が咲くのを楽しみに、毎日お水をあげるような生活も、それはそれで素敵なものよ」と、ミチコの温かな食事と言葉が染みわたります。テツオが「箸が入っていなかった」ことに落胆したように、落ち込む理由だって人それぞれなんだから、目標や楽しいことだって人それぞれ。あまり自分と他人を比べすぎるのも考え物ですね。
なお、私もコンビニ弁当を買うことは間々ありますが、あまりにも続くと無性に野菜中心の料理が食べたくなるんですよね……コンビニ弁当も良いけど、手作りも良いもんです。
そんなミチコが住む地域に突如現れたのがレッドキング二代目とギガス!先に日本アルプス山中で主従関係を築くに至ったこの二体が、何故わざわざ山や地面の下から出てきたのか……山中で決着がついた後、二頭とも空を、もしくは宇宙を見つめていたところからすると、次回訪れる脅威を察し、地中に潜って逃走を図っていたのでしょうか?
レッドキングがギガスに無茶振りして仲間割れもあり得るかな?と思いましたが、二頭の関係は思っていたよりも良好。ギガスも嫌々レッドキングに従っているようには見えず、発破をかけられた際には望んで突撃していたようにも見えましたし、何よりもトドメを刺されるシーンが印象的です。印象的であるが故に、あのまま大人しく日本アルプスで仲良く暮らしていて欲しかったなって……
闘牛士のように戦うブレーザーたちの一方、ミチコを救うテツオの戦いも繰り広げられていました。日頃から歩き回って裏道を把握しているからこそ体力はつくし、咄嗟に迂回路も思いつく。彼のしてきたことが無駄ではなかったと感じられます。
そして、個人的にテツオの評価点は「言い訳をしないこと」だと思います。遅刻そのものは褒められることではありませんが、上司に言い訳をせず平謝りしていたのは、後輩のアイカワとの大きな違いでしょう。自分の非は素直に詫び、褒められたことは自分のみならず契約者のおかげでもあると受け止める。こうした素直な態度や相手への感謝の気持ちを口にできることも大切な資質だと教わりました。
何だあのグレムリンみたいな怪獣!?新怪獣か!?と期待させられたところで、次回からはいよいよV99が迫りくる模様。何やらゲントの体にも異変が訪れているっぽいですね。今回ブレーザーブレスが出現したのは、ゲントが一人になったタイミングではなく、テツオとミチコが逃げ遅れているのを見た瞬間。互いの気持ちが一つになってきているなと感じられる良いシーンだと思ったのですが、まさか不穏の前触れ……?
「結構です」と返すと「結構」の意味を好意的に解釈されかねないから、きっぱりと「いりません」って断ることが大事だって何かで教わった気がしないでも無いけど、実際どうなんですかね?
さて今回は日本怪獣損害保険に勤めるスズキ・テツオが主人公。成績は伸び悩み、上司からは契約が取れていないことを叱責され、成績優秀な後輩のアイカワからもなめられっぱなし……そんな彼が出会ったのは早くに夫に先立たれたタナカ・ミチコでした。
華々しい道を歩む他人と自分を比較してしまう彼の心に「大きな目標がなきゃいけないのかしら」「奇麗なお花が咲くのを楽しみに、毎日お水をあげるような生活も、それはそれで素敵なものよ」と、ミチコの温かな食事と言葉が染みわたります。テツオが「箸が入っていなかった」ことに落胆したように、落ち込む理由だって人それぞれなんだから、目標や楽しいことだって人それぞれ。あまり自分と他人を比べすぎるのも考え物ですね。
なお、私もコンビニ弁当を買うことは間々ありますが、あまりにも続くと無性に野菜中心の料理が食べたくなるんですよね……コンビニ弁当も良いけど、手作りも良いもんです。
そんなミチコが住む地域に突如現れたのがレッドキング二代目とギガス!先に日本アルプス山中で主従関係を築くに至ったこの二体が、何故わざわざ山や地面の下から出てきたのか……山中で決着がついた後、二頭とも空を、もしくは宇宙を見つめていたところからすると、次回訪れる脅威を察し、地中に潜って逃走を図っていたのでしょうか?
レッドキングがギガスに無茶振りして仲間割れもあり得るかな?と思いましたが、二頭の関係は思っていたよりも良好。ギガスも嫌々レッドキングに従っているようには見えず、発破をかけられた際には望んで突撃していたようにも見えましたし、何よりもトドメを刺されるシーンが印象的です。印象的であるが故に、あのまま大人しく日本アルプスで仲良く暮らしていて欲しかったなって……
闘牛士のように戦うブレーザーたちの一方、ミチコを救うテツオの戦いも繰り広げられていました。日頃から歩き回って裏道を把握しているからこそ体力はつくし、咄嗟に迂回路も思いつく。彼のしてきたことが無駄ではなかったと感じられます。
そして、個人的にテツオの評価点は「言い訳をしないこと」だと思います。遅刻そのものは褒められることではありませんが、上司に言い訳をせず平謝りしていたのは、後輩のアイカワとの大きな違いでしょう。自分の非は素直に詫び、褒められたことは自分のみならず契約者のおかげでもあると受け止める。こうした素直な態度や相手への感謝の気持ちを口にできることも大切な資質だと教わりました。
何だあのグレムリンみたいな怪獣!?新怪獣か!?と期待させられたところで、次回からはいよいよV99が迫りくる模様。何やらゲントの体にも異変が訪れているっぽいですね。今回ブレーザーブレスが出現したのは、ゲントが一人になったタイミングではなく、テツオとミチコが逃げ遅れているのを見た瞬間。互いの気持ちが一つになってきているなと感じられる良いシーンだと思ったのですが、まさか不穏の前触れ……?