ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

仮面ライダーオーズ/OOO 第47話「赤いヒビと満足と映司の器」

2011-08-21 08:36:11 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーオーズ/OOO 第47話「赤いヒビと満足と映司の器」

欲を解放した映司。その欲はどんなに遠くても届く、守れる力。ただその力を求めるあまり、その姿や方法は決して正しいとは言えないものに。欲望を解放して、怪人のようになって手に入れた力で、暴走する恐れのある力で何が守れるのか。久々の伊達さんの言葉はやっぱり良いですね。
ただ、それでも、暴走してでも守りたい、届かせたい欲がそこにある。欲に善悪は無く、それをどうコントロールするかが大事。今の映司は欲をコントロールしているとは思いがたいです。

ここに来て真相を知った知世子。驚くかと思いきや、旅慣れているだけあって、メダルのお化け程度では驚かない。世界にはもっと不思議な事もありそうですしね。映司も、アンクも、信吾も戻ってきて欲しい。誰か1人でも欠けては、比奈の欲は満たされない。もっとちゃんと欲張らなきゃと知世子さん。妥協するのではなく、どこまでも求め欲する。
そして「満足」という言葉を使ったアンク。アンクの欲を満たしたのは映司の言葉なのか、それともこれまで築き上げてきた時間なのか。いよいよ映司とアンクのコンビ復活か・・・

次回、遂に最終回!・・・・あれ?てっきり今回でウヴァ消滅かと思ったら生きてる?真木グリードとの戦いが最後になるでしょうから、ウヴァはどう足掻いてもあっさりやられるか、メダルの器にされて大変な事になるか、それ以外か・・・いずれにしても、良い予感はしません(汗。
コメント (10)

海賊戦隊ゴーカイジャー 第26話「シュシュッとTHE SPECIAL」

2011-08-21 07:58:48 | スーパー戦隊シリーズ
海賊戦隊ゴーカイジャー 第26話「シュシュッとTHE SPECIAL」

何ともSPECIALなハリケンジャー回後半でした。ハリケンジャーもカッコいいし、アイムもカッコいい&可愛いし、必殺技も名乗りも豪快で・・・ハリケンジャーは見ていませんでしたが、それでも今回の共闘は最高でした。伝説の後継者・ゴーカイジャー。いやはや、素晴らしい話でした。

次回は入れ替わり回。
コメント (8)

デジモンクロスウォーズ 第49話「タイキの決断!最強のアポロモンを超えろ!」

2011-08-21 07:02:09 | デジモンシリーズ
デジモンクロスウォーズ~悪のデスジェネラルと七つの王国~ 第49話「タイキの決断!最強のアポロモンを超えろ!」

アポロモンとの決着。優しさだけではなく、厳しさも併せ持った本当の強さ。キリハが厳しさ、タイキは優しさ。互いに互いの良さが足りなかったのでしょうね。それらを併せ持ち、最後のデスジェネラルを倒したタイキたち・・・と思ったら次回いきなり復活かよwwしかも何だあのデジクロスwシャウトモンも洗脳されるのかな。

一方、最後までユウを思い、励まして消えてしまったダメモン。意外と良い奴だったんだなぁと。チューチューモンはスカモンにおけるチューモンのような関係ではないようで。ダークナイトモンの手下っぽいですね。ダメモンの見張り役、といった所でしょうか。
コメント

九死に一生?&アナザー1

2011-08-20 13:16:11 | 本・音楽
昨年長編が完結を迎えた「フルメタル・パニック!」の短編集9「マジで危ない九死に一生?」が発売されました。内容は以前(2003~2004年、2010年)ドラゴンマガジンに掲載されたものに加筆修正+本編の後日譚となってます。いつもとちょっと違う宗介とかなめの対決や、かなめの傍にいた人物の話、ボン太くんだらけに加えて、本編後のテッサとマオが描かれていました。かなめに殺傷性が無いとはいえ、銃を扱わせまいと決めた宗介が印象的ですね。後成長したテッサやアルも。テッサの後日譚はアナザーにも関わってきています。
残念ながら、短編集は今の所これで最後との事。もっと色んな人物の後日譚も読んでみたいですが、それはアナザーの方に期待でしょうか。



さて、フルメタ本編から10年後の世界の話が描かれた「フルメタル・パニック! アナザー」も同時に発売。正直「えー、賀東先生じゃないのか。どうなんだろうなぁ・・・」と思ってましたが・・・本当にすいませんでした(汗。とても面白かったです。ASとPSの戦闘の所が特に。

今度の主人公は宗介とは打って変わって、小さい頃からASの制御技術を応用した二足重機PSに慣れ親しんできた市之瀬達哉。ひょんな事から少女アデリーナの代わりにASに乗り込み、その戦闘を目撃したDOMSにスカウトされ・・・というストーリー。宗介のようにプロではない。でもだからこそ技術的な成長が楽しみな主人公でもありますね。感情豊かですし、親子のやり取りというのも何だか新鮮でした。英語も不純な動機からではありますが喋れるようですw

表紙に描かれている少女アデリーナ。D.O.M.Sという会社でASのオペレータをやってるそうで。少々厳しい面もありますが、コスプレさせられているとも知らず、会社の社長から言われた服装をちゃんと着こなすという真面目?な人物で、かーなーり可愛い少女でした。もしも女子教官には、マオお姉さんの「海兵隊式ののしり手帳(略」を読んだら・・・(汗。しかしあのコスプレ、社長の趣味というか、その旦那の趣味のような。

他の新キャラとしては10歳にして抜群の射撃の腕を持つ少女クララと、達哉の妹で可愛い物には目が無いおにいちゃん大好きな由加里などなど。クララに関しては色んな意味で納得の性格と能力でした。由加里に関しては、とりあえずクララが危ない(汗。
もちろん、本編キャラの名前もちらほら見え隠れしたり。今後の展開で誰が出てくるのか楽しみです。テッサ後日譚の子も出てきそう。

ともあれ非常に良い作品でした。更に今回は表紙のASの名前を公募するそうで。これはちょっと応募したくなってきました。どんな名前が良いかな・・・と考えた末に応募してみました。採用されたら、それはとっても嬉しいなって。
コメント (2)

決戦!南海の大怪獣

2011-08-20 07:37:02 | 特撮
「ゲゾラ・カメーバ・ガニメ 決戦!南海の大怪獣」を視聴しました。

表紙を見て「あれ?カメーバいなくね?3大怪獣が揃うシーンって無いのかな?」と思っていたら、本編では揃うシーンすら無い上に、よく見たらゲゾラがカメーバ持ち上げてました・・・カメーバ(涙。

木星探査ロケット・ヘリオス7号が消息を経った。しかしカメラマンの工藤は飛行機の中から、ヘリオス7号が海に落下するのを偶然目撃していた。誰もその話を信じようとはしない中、工藤にホテル建設予定地となっている、セルジオ島の写真を撮って欲しいとの依頼が舞い込む。そのセルジオ島がある地点は、ヘリオス7号が落下したと思われる場所だった。
島に到着すると、既に謎の巨大イカによって調査員の1人が犠牲となっていた。そして島の怪物伝説として伝えられていたゲゾラが姿を現す。しかしそのゲゾラは、地球侵略を目論む宇宙生物がカミナリイカに憑依して怪物化した存在だった。体は失ったが高度な知能を持つ宇宙生物はヘリオス7号を操り、地球へとたどり着いていたのだった。


南海のセルジオ島を舞台にした怪獣映画。イカのゲゾラ、カメのカメーバ、カニのガニメの3体が登場します。この3体に関しては、小さい頃東宝特撮作品の怪獣図鑑を読んで知ってました。特にゲゾラとカメーバの印象が強かったので、ぜひとも見たいと思っていた作品です。
この内、ゲゾラの出番はかなり多く、話の半分以上をゲゾラが占めています。触手の動きも素晴らしいですし、主役級の怪獣といったところでしょうか。
次に出てくるガニメですが、既に弱点が判明しており、反撃の準備も少なからずある中でしたので、意外とあっさり敗北。で、終盤になってようやく出てきたカメーバに至っては・・・首が伸びるよ!(汗。最終的に超音波で狂わされ、ガニメと同士討ち。火山に落ちて2体目のガニメ共々敗北・・・資料館では様々なポスターが掲載されているのですが、何で大抵カメーバがゲゾラにひっくり返されてるシーンなんだよww

南海といえば、ゴジラシリーズにおけるエビラを思い出しますが、こちらは宇宙生物が絡んできます。小さな島を舞台にした、地球人VS宇宙人。ろくな研究設備も無い中で、打開策を探していく様子は見ていて面白かったです。小畑という人物が宇宙生物に憑依されますが、細胞を支配できても心まで支配できない。最期は人間の心で、火山に飛び込んで自分もろとも宇宙生物を倒すという事を成し遂げました。
憑依された小畑が、宇宙生物の弱点である超音波を発するコウモリを焼き尽くそうとするシーンがあるのですが、ここで1人の女性が説得に入ります。「どんなに卑怯で、どんなに手前勝手な人でも、あなたは人間よ!!」・・・説得としてどうなんだと思わなくも無い(汗。
後は怪獣が迫っているかもしれないのに、「結婚して恋人の記憶を取り戻します」と言って、その夜に結婚式を挙げていたのにはツッコミたかったですw

3大怪獣の三つ巴が無かったのは残念ですが、それでも丁寧なストーリーと、素晴らしい造形などが相まって、面白い作品となっていました。見れて良かったです。

それにしても何故未だに対メガロが発売されないのか・・・
コメント (4)

バカとテストと召喚獣にっ! 第7話「僕とのぞきと遥かなる桃源郷っ!」

2011-08-19 07:21:21 | 2011年アニメ
バカとテストと召喚獣にっ! 第7話「僕とのぞきと遥かなる桃源郷っ!」

のぞきと脅迫事件、遂に完結。結局犯人はまさかの美春でした。てっきりこれまで登場していないようなキャラクターかと思ったら・・・で、動機は美波絡みということで良いんですかね?明久はともかく、翔子を通じて雄二をも脅かしていたのは良く分かりませんが。何だったんだ、あの編集技術とか・・・

さて1つの事件が解決したかと思えば、今度は明久が間違って送ってしまったメールがきっかけで、恋愛の方に人波乱がありそうです。結局校長の風呂をのぞいてしまい、男子全員が停学処分を喰らった後、学校に出てきた明久に抱きついてキスをした美波。さてどう誤解を解くのか、というか解いたら地獄しか見えないのは私だけか。

そういえば倒れたBクラス男子が言っていた一言「姫路と霧島が入っていない女子風呂をのぞく価値があるのか」。工藤さんがいるじゃないか。その工藤さんが今回ムッツリーニと協力して先生を倒すかと思ったけど、そんな事無かったぜ!あと超電磁砲のOPを工藤さんの中の人が歌っていた事を昨日知りました(汗。
コメント (4)

THE IDOLM@STER 第7話「大好きなもの、大切なもの」

2011-08-19 07:14:18 | 2011年アニメ
THE IDOLM@STER 第7話「大好きなもの、大切なもの」

TVで流れる水瀬家のインタビュー。けれども伊織はアイドルだという事を知られておらず、番組で必死に自分と竜宮小町をアピールしようとした伊織だが、下手したらイメージダウンにも繋がりかねないと、プロデューサーは相談ぐらいして欲しかったと告げる。自分達のプロデューサーは律子と伊織は言うが、プロデューサーは同じ765プロの仲間で、皆のプロデューサーのつもりでいるという。

同じ兄弟を持つ身として愚痴をこぼす伊織と響。大家族の高槻家は小さな喧嘩はあるけれども、皆仲良しだという。そんな高槻家にお邪魔して、ご飯をご馳走になることに。スーパーでの買い物も、やよいにとっては慣れたもの。店の人ともすっかり顔なじみの様子。
そして高槻家。かすみ、長介、浩太郎、浩司らが出迎えてくれた。やよい、伊織、響の3人は家事をしたり、かすみたちと遊んだりと大忙し。けれどもやよいの顔には笑顔が絶えない。長男である長介は、出来ることはちょっとずつ手伝うようにしてるという。それにしても響がノリの良いのには納得ですが、伊織も意外と子供達と馴染んでるなぁ・・・と。

晩御飯はもやし祭。ホットプレートと電気とテレビを点けたら停電してしまう高槻家。何が起こるか分からない家ですね。そして響が見ようとしたアニメのヤキニクマンのCVが串田アキラさんだった事には、もっと驚きましたw
意外といけるもやし祭。味噌汁にはゴーヤも入っており、響感激。響と伊織に一杯手伝ってもらい、毎日来てくれたら良いのにとやよい。そんな何気ない言葉に、ちょっとショックを受けた様子の長介。食べないならと、自分のもやしを食べようとした浩司をたたいてしまう。
叱る時はきっちり叱るやよい。この時の声が素晴らしかったです。だが長介は謝らず、自分ばっかり好きなアイドルをやってると言い残し、出て行ってしまう。


待てども戻ってこない長介。長介は少しでも手伝いたいと言っていた事を聞いていた伊織は、あれが長介の本心ではないと言う。響も動物が逃げた時は、何かあったら大変だからとすぐ探しに行く。それを聞いてやよいは響と共に長介を探す。更に伊織から連絡を受けたプロデューサーも加わって、捜索は続く。

一向に見つからない長介。プロデューサーに電話をかけ、まだ見つからないのかと伊織。プロデューサーは伊織だったらどこに行くと尋ねると、伊織は家の中でも隠れる場所は一杯あると告げ、そこで自分も隠れたことのある物置を探す。果たしてそこに長介はいた。
立派な兄弟を持つと苦労する。いつも怒られてばかり。だが伊織と長介は違う。伊織は認めてもらいたいからこそ、全力でぶつかっていく。やよいもまた、家の仕事が大変だという顔をしたことは1度も無い。それがやよいのプライド。胸を張って前を向く。そして、姉を助けられるように頑張っていきなさいと伊織。
無事に再会を果たしたやよいと長介。伊織も少しはプロデューサーを信頼しているようで。

翌日、長介はやよいに起こされずとも1人で起き、兄弟たちを起こして回る。少しでも姉の助けとなるように。胸を張って前を向く長介でした。


感想
伊織回というか、やよい回というか・・・どちらにしても最高でした。響がイヤリング?をつけてたのには何となく驚きでしたが。
少しでも姉の助けになれるようにと自分なりに頑張っていた長介。何気ない一言で傷ついてしまいましたが、結果としてはより一層その思いを強くした事でしょう。胸を張って前を向く。怒られながらも、しっかりと支えていく。認めてもらいたいなら、まずは行動あるのみ。非常に良い話でした。
家事も仕事も笑顔で頑張るやよい。家の仕事が辛いという顔はせず、家ではきちんとお姉さん。長介を叱るシーンでは本当に素晴らしい演技だったと思います。

次回は真とあずささん。
コメント (2)

地球で一番のイベント

2011-08-18 17:41:16 | ポケモンシリーズ
ピカピカまっさいチュウ FULL


この前たまたま聴いて、懐かしすぎてもう・・・あの頃のポケモン映画には短編がありましたね。早くミュウツーやルギアが見たい!という気持ちもありましたが、短編では次回作に登場するポケモンが出てきたので、それは非常に楽しみでした。第1作ではブルーにマリル、第2作目にはエレキッド、ホーホー、キレイハナだったかな。

金銀の発売が非常に待ち遠しい頃でもあったなぁ・・・と。残念ながらデータはこの前消失してしまいましたが、それでも小中学生の頃の大切な思い出です。現在に至るまでもルビー・サファイア、FR&LG、ダイヤモンド・パール、BWなどが発売されていますが、おそらく一番楽しみだったのが金銀でした。番組や雑誌で新情報が流れるたびに、戦うポケモンたちの姿を見る度に心が躍ったものです。ポケモンの公式本でオールドシティやサイレントヒルズといった新しい町、スケボーという移動手段・・・実現はしませんでしたが、とにかく楽しかったですね。

発売されてからも1には無かった要素だらけでとまどい、友達と一緒に発見していく楽しみもありました。今ではネットで大勢で楽しめますね。
データは消えましたが、これまで楽しませてくれて本当にありがとう。
コメント (2)

夜に鳴く

2011-08-18 07:29:09 | 日々の生活
夏真っ只中で、雨のおかげでジメジメしてちょっと寝辛い夜が続いてます。雨が降るのなら良いけれど、雨が降るかどうか分からないから窓を閉めて、おかげで蒸すという・・・降るなら降れよ。ただし適度に。

そんな雨や蒸し暑さよりも夜寝づらくしてくれるのがセミです。日中あれだけ鳴いてる割に、夜も突然鳴き出す時がありまして。セミの鳴き声を聞くとどうにも日中っぽさを感じてしまいます。成虫のセミの寿命は短いと聞いていますが、あれだけずっと鳴いていると、本当に短いのか疑わしくなってきます。

セミといえば、小学校の頃、よく抜け殻を探してました。木の下を探すと結構落ちてたりしますし、背の低い木だと見つけ易かったり。それとトンボもそこら中を飛んでいるのですが、ヤゴは殆ど見かけないです。川もあるのに、何で見つからないのだろう。一度、家の車庫の壁で羽化しているトンボを見かけた時は驚きました。

トンボがたまたま出来た水溜りに卵を産み付けてるのを見ると、「そこじゃない」とツッコミたくなる今日この頃です。あれは産まれるのだろうか・・・
コメント (4)

神様ドォルズ 第7話「追憶の肖像」

2011-08-17 07:30:45 | 2011年アニメ
神様ドォルズ 第7話「追憶の肖像」

枸雅篤史らにいじめられている犬を助けた枸雅阿幾。阿幾は篤史とその取り巻きらに囲まれるも、そこへ外からやって来た教師・瀬能千波野が割って入る。篤史は暗密刃を操り阿幾を脅すも、その不安定な操作に阿幾はぶざまだねぇと告げる。そこへやって来たのは玖吼理と匡平だった。何とかその場を収めた匡平。そしてこれが先生との出会い。
玖吼理と暗密刃の歌が違う・・・?

千波野は順調に教師としての仕事をこなしており、阿幾も犬を押し付けられるが満更でもない様子で世話を続けていた。だがある日、篤史が自分と付き合わないかと力ずくで言い寄ってきた時、思わず平手で叩いてしまう。隻である篤史に手をあげた事がきっかけで、段々と千波野の評判は落ちていく。匡平は自分が隻である事を使って先生を守ろうとするも、千波野は特権を振り回すのは好きではないという。
阿幾に学校に来ないのかと尋ねると、わざわざ忌み嫌われるために?と阿幾。かつて隻として暗密刃を操り、多くの動物達を殺した阿幾。ここは、外れた者には冷たい村。

遂には黒板に不倫教師と書かれてしまった千波野。ショックで外に出ると、たまたま阿幾が犬と散歩をしていた。その目に何かを感じた千波野。慌てて自分を取り戻して学校へ。匡平は隻である篤史には、案山子絡みで無いと何もいえないと悔しがる。案山子無しでは何も出来ないと阿幾に痛い所を突かれてしまう匡平。
千波野は教え子の親と関係を持っていた。それを教え子に見られてしまった時の目が、阿幾の目と似ている。そして・・・教え子の代わりに阿幾に腹いせ。どこか遠くへ行きたいと願う千波野だが、阿幾にはすることがあるという。


夏本番。犬と楽しそうに遊ぶ阿幾・・・誰(汗。匡平は先生に何か言おうとするも、先生の「匡平くんだけは、阿幾くんの友達でいてあげてね」という言葉にさえぎられる。
だが千波野は阿幾との写真を撮られていた。この事が決定打となり、千波野は教師を辞め、村を出て行くことに。その準備をしていた夜、千波野は篤史らに連れ去られてしまう。殺された犬の近くにあったメモを見て、阿幾は千波野の元へ。
そこには篤史らもいた。これまで阿幾に対する恨みが重なってきていた篤史。だが屑の気持ちは分からないと阿幾。篤史はふらふらな暗密刃で阿幾を殺そうとするも、その前に千波野が立ちはだかった。篤史の腕では止める事が出来ず、千波野は刃に倒れてしまう。最期に、阿幾が来てくれた事が嬉しかった千波野・・・
やけになって心中させようとする篤史。だが阿幾は、暗密刃の刃を止めてみせた。次々に人がやって来る中、阿幾は千波野の名を叫び、無関係な人々ごと全てを切り裂いた。
遅れてやってきた匡平に対し、全て自分がやったと阿幾。これでようやく元通りだと、お前と2人で・・・と阿幾。だが匡平は阿幾の言う事も聞かず、2人は戦い、阿幾は牢獄へ。匡平は隻を辞めた。


阿幾が先生をやったのではないという事は後から聞いた。しかし暗密刃が何故阿幾の言う事を聞いたのかという謎は残る。雨も晴れ、次回は都会へ・・・?


感想
これまで阿幾が敵のような気がしない、と思ってましたが、阿幾にも悲しい話があったんですね・・・たびたび映った、今回の暗密刃による虐殺のシーン。あれにはああいった経緯があったと。ただ第1話で映った匡平と玖吼理の場面はまた別なのかな。

外の者にはとことん冷たく、厳しいルールがしかれている世界。隻に手をあげてはならず、隻同士であっても自由に言い合いは出来ない。匡平はそのルールに縛られ、結局先生を守ることが出来なかった。ルールを破った阿幾ですら、守ることは叶わなかった。阿幾が過去に動物を殺していた事は消えませんが、それでも千波野がいた頃は、夢のような日々があったのかもしれません。挿入歌、良かったなぁ・・・

千波野が何故教え子の親と関係を持ったのか、暗密刃が何故儀式無しで阿幾の言う事に従ったのかなど、またも謎が残りました。暗密刃に関しては、より自分を上手く扱ってくれる阿幾を、暗密刃が選んだのでしょうか。

何はともあれ次回「神様の役割」
コメント (2)