Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

特注品のRCAケーブルを作ってみました

2008年06月07日 | ピュアオーディオ

Scr171 福岡のお客様の要望で「ルシファー仕様」のケーブルでRCAケーブルを作ってしまいました。

軽いプリアンプでしたら軽く浮き上がってしまうくらいの強度です。

Scr172 お客様にも「アンプのRCA端子を壊す可能性があるからSCR-15が良いですよ」と進めておきましたが、作れるものなのか挑戦してみました。

結果的には作れますが使うには勇気が要ります。価格も高いし取り回しは最悪、使いづらいケーブルですが、「音質」はさすがに「ルシファー」です。化け物シリーズのケーブルでは相手になりません。

Scr174  最後にケーブルのサイズ比較です。一番手前がオルトフォン社の8N RCAケーブル、2番目がSCR-15(化け物シリーズ)、奥の2本が今回作成したSCR-17(ルシファーシリーズ)です。


元電源ケーブルの比較試聴

2008年06月07日 | ピュアオーディオ

Sce44 壁コンからタップまでのケーブルの比較試聴を実施しました。左の写真が現在販売中の当社最高クラスのSCE-44です。これを基準に比較試聴した結果を記して行きます。ケーブルは「化け物シリーズ」、壁コン側プラグはレビトン90度方向変換プラグ、プラグはフルテックFI-15です。

Sce44h 左の写真はSCS-44H。SCE-44のタップ側プラグをFI-25にしています。たったこれだけで「音数」が増え、「明瞭度」がましています。なめていたらびっくりするくらいのグレードアップになります。

Sce46 今まで「化け物シリーズ」のケーブルでしたが、こちらはSCE-44Hのケーブルを「ルシファー仕様」にしたものです。型番:SCE-46。さすがに「音数」、「明瞭度」等格段に「音質アップ」しています。雰囲気音も素晴らしい感じになります。繊細さもたっぷりです。

ケーブルもプラグも予想通り、上級仕様に軍配が上がります。

Sys1 今回試聴に使った機器です。CDP:SD-7200、プリ:C-280、パワー:M-7f、SP:620A Trail仕様。

ケーブルはCDP~プリ間:SCR-15、プリ~パワー間:SCX-23、パワー~SP間:SCS-34(ルシファー)

ソースはドリス・ディのボーカル。弦のさざめきや口の大きさ、表現力等を聞き比べるため、CDPの電源ケーブルを入れ替える形で実施。

Sce441 Sce463 良い事ばかりでは有りません。左の写真を比べてください。左の写真がSCE-44(化け物シリーズ)サイズ、右がSCE-46(ルシファーシリーズ)です。ケーブルの太さが全然違います。ちなみに各写真の右側に写っているのが掃除機の電源ケーブルです。比較の為に並べてみました。ケーブルの太さがとんでもなく大きく、壁コンが負けます。不用意な取り扱いをしますと壁コンが割れてしまいます。

前回元電源ケーブルを交換した記事を書きましたが、今回のSCE-46と同じ物です。

ちなみにSCE-46を聴いた後SCE-43(両側FI-25)にして聴いてみましたが、SCE-46には及びません。SCE-44Hの上に来ます。予想通りです。

Sys5 機器の裏側のケーブルの状態です。中途半端なつなぎ方では直ぐに外れてしまいます。しっかりと接続しないと(当たり前の事)直ぐに外れます。