壁コンからタップまでのケーブルの比較試聴を実施しました。左の写真が現在販売中の当社最高クラスのSCE-44です。これを基準に比較試聴した結果を記して行きます。ケーブルは「化け物シリーズ」、壁コン側プラグはレビトン90度方向変換プラグ、プラグはフルテックFI-15です。
左の写真はSCS-44H。SCE-44のタップ側プラグをFI-25にしています。たったこれだけで「音数」が増え、「明瞭度」がましています。なめていたらびっくりするくらいのグレードアップになります。
今まで「化け物シリーズ」のケーブルでしたが、こちらはSCE-44Hのケーブルを「ルシファー仕様」にしたものです。型番:SCE-46。さすがに「音数」、「明瞭度」等格段に「音質アップ」しています。雰囲気音も素晴らしい感じになります。繊細さもたっぷりです。
ケーブルもプラグも予想通り、上級仕様に軍配が上がります。
今回試聴に使った機器です。CDP:SD-7200、プリ:C-280、パワー:M-7f、SP:620A Trail仕様。
ケーブルはCDP~プリ間:SCR-15、プリ~パワー間:SCX-23、パワー~SP間:SCS-34(ルシファー)
ソースはドリス・ディのボーカル。弦のさざめきや口の大きさ、表現力等を聞き比べるため、CDPの電源ケーブルを入れ替える形で実施。
良い事ばかりでは有りません。左の写真を比べてください。左の写真がSCE-44(化け物シリーズ)サイズ、右がSCE-46(ルシファーシリーズ)です。ケーブルの太さが全然違います。ちなみに各写真の右側に写っているのが掃除機の電源ケーブルです。比較の為に並べてみました。ケーブルの太さがとんでもなく大きく、壁コンが負けます。不用意な取り扱いをしますと壁コンが割れてしまいます。
前回元電源ケーブルを交換した記事を書きましたが、今回のSCE-46と同じ物です。
ちなみにSCE-46を聴いた後SCE-43(両側FI-25)にして聴いてみましたが、SCE-46には及びません。SCE-44Hの上に来ます。予想通りです。
機器の裏側のケーブルの状態です。中途半端なつなぎ方では直ぐに外れてしまいます。しっかりと接続しないと(当たり前の事)直ぐに外れます。