Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅のシステムの完成度と展望

2008年06月09日 | ピュアオーディオ

先週末にタップへの元電源ケーブル2本を「ルシファー仕様」とプラグのアップバージョン化を実施した。ようやく馴染んで来た様なので仕上がり具合を確認しました。

確認に使うCDは「内田光子 モーツワルト ピアノ協奏曲20番・21番」。この曲のピアノと弦楽器の音色の美しさと強奏部分の表現の仕方を重点にチェックします。

まだSP自体最終状態では有りませんが、元電源ケーブルのバージョンアップによりかなりの完成度になっているためにあえて確認して見ました。

まず、最初の強奏部分(ティンパニ含む)が「爆発的な」演奏なのにビックリした。今までに聴いたことのない迫力。決して粗さはないのだが「爆発的」に感じてしまう。ピアノの音色は溜め息に近いくらい美しく、珠玉がころがるような感覚。スタッカート部分の歯切れの良さと余韻の美しさ。「音が揺らぐ」。黙って聴いていると「もうこのまま・・・・」となってしまいそう。

ダイナミックレンジ、音色、質感どれをとっても今までで最高のサウンドです。聴いていてあれこれ考えたくなくなります。弱音の美しさも格別です。「もうこれでいいじゃないか!」と悪魔のささやきが聴こえます。

更にSPユニットへのケーブルをアップグレードして揃えればSPは完成します。・・・・と思っています。それくらい満足度が高いです。オリンパスシステムを聴いてからでも違和感は有りません。

今日は専務宅のシステムのサウンドも聴いてきました。こちらも文句のつけようがないくらいに素晴らしいサウンドがしていました。たった10畳くらいの部屋で「音が充満」しているにもかかわらずうるささはまったくなく、繊細な音色と音数・スケール感・余韻が見事に調和して出ています。

JBLの3大ホーンを使ったシステム3セットはすべて「オーラ」をまとい始めたようです。チョッと聴いただけで「別次元」のシステムの音だと感じます。

途中経過ですがあまりにも充実したサウンドなので手を入れるのがためらわれます。しかし更なる高みを目指して気を振り絞ってトライしていきたいと考えています。