自宅のSPのユニットへの配線の長さの測定を完了しているのですが、なかなか取り組めません。
事務所のオリンパスシステムも新しいプラグが来るまではなにもできないのかなあ?と考えていたら、壁コン~タップまでの配線がSCE-44のままなのに気付いた。ここのプラグはレビトンの90度角の壁コンプラグとフルテックのFI-15ソケットの組合せでしたので、壁コンプラグは変えられないけれどソケットの方は直ぐに出来そうなので上級のソケットに交換してみました。
直ぐに違いが判ります。分解能が上がって一音一音が明瞭です。音数も増したようです。
これに気を良くして、次はケーブルです。「化け物ケーブル」から「ルシファー仕様」への変更です。まずはじめにプリ、DAC等の小信号用タップへのケーブルを交換して見ました。「音がゆったり」しています。これを聴いてしまうと、今まではチョッと無理して「叫んでいた」様なサウンドに感じられます。音数も余韻もバランスも周波数もダイナミックレンジも「ゆとり」を感じる鳴り方に変化しました。
更にパワーアンプ用タップのケーブルもルシファー仕様にしたくなります。早速作成し交換してみると、プリアンプで感じていた「ゆとり」に加え「力強さと柔らかさ」と「余裕」が違いますね。
プラグ・ソケットの交換とケーブルの更なる「大容量化」で全ての音質指標が「ゆとり」、「余裕」を持って出てきます。本当は壁コン側のレビトンのソケットを交換すると更に良くなるのは確実ですが、ケーブルが抜けやすくなるのはまずいので諦めましたが、使える状態なら「最高級プラグ・ソケット」を使いたくなります。ケーブルは自家製用に特別に作りましたので販売の予定は有りません。写真は諦めてください。(もちろん綺麗に作っています)
今回の元電源の強化は「奥行き間(空間再現性)」と「音数」(余韻)の増加が顕著で、これは先のフルテックの最高級プラグを使ったシステムに匹敵します。唯一「音色」は変わらないだけです。この状態でフルテックの最高級プラグを使うと何処まで良くなってくれるでしょうか?ものすごく楽しみになってきました。
先に「自家用」と書きましたが、これは「壁コンを破壊する」可能性が高いためです。ルシファーのケーブルはΦ11mmのケーブルが6本仕様の「超化け物ケーブル」です。曲がりませんし非常に重たいです。繋いだ状態でチョッと横向きの力をかけますと「壁コン」がバゲてしまいます。こんな危険なケーブルを使うのはチョッと勇気が要ります。