Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「オリンパスシステム」へのSCE-45S導入開始

2008年06月13日 | ピュアオーディオ

5月に新発売されたフルテックの最高級電源プラグFI-50を使った「ルシファー電源ケーブルSCE-45S」をオリンパスシステムへの導入を開始しました。

FI-50は既に販売されて有名になっていた1本36万円のエソ○○○○社の最高級電源ケーブルに使用されていたプラグと同等のモノです。

オリンパスシステムには全てルシファー仕様の電源ケーブルを使っていましたがプラグはFI-25でした。このプラグも相当に高価で性能も高く満足していましたが、自宅でFI-50の威力をまざまざと見せ付けられて、オリンパスシステムにも展開を予定していました。

ケーブルはそのままでプラグだけの交換ですので、導入に対しての障壁はほとんど有りません。プラグ交換も20分/本ほどで済みます。今回は2セット分しか有りませんので使う場所を選んで交換していきたいと思います。

Fi5010 まず手始めにトランスポートのA730のケーブルを交換してみました。そして音出しです。使ったCDはJazzBer2001のアルバム。1曲目のスタートボタンを押すと曲が始まる前の「暗騒音」がリアルに聴こえてきます。曲の出だしから違います。曲が始まると音数、低域と高域の延び、音のキレ・ヌケと音色の分厚さが直ぐに判ります。曲の途中で声が入るのですが、今まで中心よりやや右側のセンターから聞こえていたように感じていましたが、今回はより明瞭に中央からはっきりと聴き取れます。何よりも素晴らしいのはより低い音量で「音が面」で出てくることです。SPの介在を消し去ります。

全ての「音質指標」が数段上のグレードにアップしています。これはもう外せません。残る7本の電源ケーブルも早急に交換したくなります。

今まで聴きなれた曲が「もっと品位を上げて高解像度」で迫ってきます。質感も音の品位も別格なくらい良くなっています。

クラシック音楽はどうだろうかとベーム指揮のモーツワルトの35番「ハフナー」をかけてみます。弦のさざめくような質感が更に磨かれて耳に優しく響いてきます。周波数レンジ・ダイナミックレンジが大きくなっていますので「ドラマチック」に変わっています。低弦のゴーイング感も抜群です。より音楽性が高まるようです。

たった1本の電源ケーブルのプラグを交換しただけでこの効果ですので、全ての機器の交換が終わればとてつもない潜在能力が出てきそうです。次の1本はプリアンプを予定しています。これはやめられませんね。