本日めでたくオリンパスシステムの「オール・ルシファー化」が完了しました。昨日のライントランスをパスさせた「仮・・・」のシステムとはグレードが違います。
昨日の状態で午前中からずっと聴いていましたが、「音がぐちゃぐちゃ」して聴いていて平静でいられませんでした。情報量や音数には問題無いのですが聴いていて「うるおい」(情緒)がないというか、今までの音と「品位」が違うので落ち着けませんでした。
今日は「ライントランス」に接続して音を出した途端「いつもの品位ある音」になりましてほっとしています。「ライントランス」を入れるだけで「見通しが良く(音がスッキリして)」ジッターノイズの介在を消去してくれます。おまけに音の品位やうるおいが付いてくれますので非常に聴き易いです。通常のCDのサウンド(平面的)がADによる「アナログ」のサウンド(立体的)の様に変身しています。音が立体的なので「音数が多くても重ならない」で出てきます。改めて「ライントランス」の効用を実感しました。外せません。
「3ウェイのマルチアンプシステムがフルレンジSPの様に鳴る」と理解していただけたらサウンドが想像できるでしょう。最上のシステムが出来上がりました。さあ、後は「馴らし込む」だけです。
「オール・ルシファー」のシステムは現在2セットになりました。でも使う機器やSPが違いますので随分と雰囲気が異なります。
自宅の「オール・ルシファーシステム」は「音が漂う・香る」・「しっとりしてシルキーなタッチの音」を目指してアンプの選定やユニットの方向を考えています。・・・耽美な世界
これに対してオリンパスシステムは「生演奏を眼前で聴く」のを目的にしています。それぞれの目標に向かってこれからも機器の調整やユニットの配置等を工夫していきます。
追加:
最後のケーブルを接続して3時間ほどはまともなバランスで鳴りませんでした。ひたすら鳴らし続けてようやく中・高域が出てきました。そう簡単には良い音は出てくれません。明日もひたすら苦行を続ける事でしょう。1週間もすれば安定して来ますので今しばらくの辛抱です。