自宅のシステムは壁コンから先のケーブルはすべて「ルシファーケーブル」を使って接続しています。「ケーブル・配線材及びプラグ」には今出来る最良の物を使っています。
ケーブルそのものは自分で組み合わせて作ったオリジナルの「ルシファーケーブル」を使っています。このケーブルには個人的にスーナー社に「特注」で造っていただいたケーブルを使用していますので他の人が真似ることは出来ません。
今までのケーブル開発の集大成であり、ケーブルの終着点の一つの具体的姿だと考えています。このルシファーと性能的に対抗するには他社では100万円クラスのケーブルになるでしょう。
CDPやアンプ、SPとメーカーオリジナル品のモノが多くなり、ユーザーが手を入れる事が出来なくなりつつある商品の中で本当の「ハイエンド」(スーパークラス)のサウンドを手に入れる事が難しくなっています。何故なら「メーカー純正」では「ハイエンドの世界」は出ないと確信しています。
自宅のシステムでは、電源ケーブルのプラグにはFI-50を使用して、「密度と瑞々しさ、余裕」を獲得しています。プリアンプはマッキンのC40の電源をインレット化して使っていますのでオリジナルのC40の比では有りません。パワーアンプはオールタムラの最高級品のトランスを使い、オールドムラードの球と内部配線を全てスーナーケーブルで手配線、XLR・RCAのソケット共に十分吟味したモノを使用しています。
SPに至っては箱は好みで選びましたが、ユニットはD130フィックスド16Ω、#375と175DLHはTrail仕様化、ツィーターは4種類をパラレル接続、ネットワークはJBL製をやむなく使っていますが500Hzのクロスで使うにはプロ用のでかい物を使用しています。SPユニットへの配線もルシファーにするという凝り様です。ここまでしないと自分の望む「質感や音数、空気感」が出ません。
さて出てきたサウンドは「瑞々しくてキレが有り、音数が今までで一番で、目の前で演奏している様な空気感」が素晴らしいです。単純にすごいのは「ボリューム1クリック」で実用に足る音質が得られることでしょう。110dbサウンドを堪能された方が経験するサウンドがわずか1~2クリックの小音量で体験できる事です。
今日はボレットのラフマニノフP協2番を楽しんでいますが、ピアノの左手の低い音程が深く低く出ています。D130の低音とは思えないほどです。弦楽奏者の数も素晴らしく多くなって聴こえます。あまりに演奏が深く美しく響くので聞き惚れてしまいます。
音の粒子が非常に細かく描写も克明です。それでいてシルキーな質感ですので耳にうるさい音はなく何時までも聴き続けていたい様なサウンドです。目の前に広がる演奏者達のサウンドステージが広く深く立体的な広さを感じます。音の深みも十分です。横方向への音の広がりは別物次元に広くなりましたね。
今まで耳に馴染んだCDが別のCDを聴いているかのごとく新鮮に聴こえます。良いですね。これはこのままでも良いのですが、プリアンプをアキュのC-290に変更して音数をもっと増やして馴染ませ(活眼)に入りたいと思っていますので、2週間くらいで交換予定です。