オリンパスシステムの#375を改善して3日目、ようやく馴染みだして来ているようで「聴き易く」なって来ました。初日、二日目まではストレートに飛んで来る音が、チョッときつく感じられましたが今日はほど良い感じになってきています。
内部配線を「化け物クラス」から「ルシファークラス」にグレードアップしていますので、音数と余韻、繊細感が増しています。JazzBer2007のシンバルの音の繊細な「響き」が良く出ています。それでいて情報量が増えていますのでスケール感も大きくなっています。
それでもハイルドライバーと併用した時の「一種驚きのサウンド」には届きません。中音をパラレルにする事により、コンプレッションドライバーから飛んで来る音(エネルギー)がうまく抑えられ、ハイルドライバーの無指向性と相まって「漂うような」質感、音情感が得られます。自分の目指すサウンドに一歩近づいた様です。
今日は午後からKT66ppステレオアンプの修理依頼をしていたのを取りに「道場」まで行って来ました。音出し確認が出来ましたので来週仕上げにかかります。これでオリンパスシステムのパワーアンプを全て「管球式Trail仕様アンプ」にする事が出来ます。楽しみです。前回の実験では「低音の質感」が予想以上にアップしました。
しかし、予断を許さない所も有ります。スケール感を維持かそれ以上を望みたいのですが、スケール感が小さい場合は「見送り」も有り得ます。この辺がMB88なら文句なしに出来るのでしょうが、やってみないと判りません。