Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「オン」の音と「オフ」の音

2008年12月08日 | ピュアオーディオ

「音質改善」、「伝送ロスの極小化」をテーマに色々なSPやらケーブル、トランス等々の聴き比べをしてきましたが、「オンの音」(前に出て来る音・中心的な音)と「オフの音」(間接音や雰囲気、音場)が有る事に気付いています。

シリウスケーブルの製作過程で色々なケーブルの組合せを聴いていますので「ケーブル」にもそれぞれのケーブルがどちらかに分類されます。

SPユニットにも同じ事が云える様で、同じリボン型でもピラミッドは「オン型」、デッカ レビンソンタイプは「オフ型」になります。

コンプレッションドライバーは「オン型」しか知りません。「オフ型」になりにくいのかもしれませんが、結構「オフ型」のサウンドを含有しています。

オリンパスシステムの中音用の「オフ型」ユニットを探しています。#375とパラレルに使いますと音の密度が上がり「漂うような」音の出方で非常に「リアル」な表現をしてくれます。

この事からも一つのユニットだけではその帯域の「オンの音」、「オフの音」全てを出し切るのは難しいと判断しています。今まで聴いた事のない「音」が出てくれば「再生音の表現力」が激変します。当然同じCDから「別物」の音楽性の高いサウンドが出てきてくれると思っています。


KT66ppアンプについて

2008年12月08日 | ピュアオーディオ

昨日、裏面の写真を掲載したアンプの試し聴きをしましたが、予想通りと云うか期待外れと云うかオリンパスシステムの低域で使うには力不足のようです。単体の試聴でVT‐62ppモノアンプくらいのドライブ力・表現力がないと使えません。

単体のKT66ppアンプとしては申し分ないのですが、JBLの一番重いウーハーLE15AをD130の様に軽々とドライブ出来ないといけません。現在でもM-100でD130並みのドライブをしていますのでこれに届きません。球の選定を誤ったかな?と思います。かと云って仰々しい球は使いたくないし、しばらくはこのままで行く事にします。


電源の重要性

2008年12月08日 | ピュアオーディオ

Fi252  昨日自宅のメイン電源ラインのプラグを交換しました。壁コンは25年前の2P式ですのでアダプターをかませてSCE-46を介して電源タップに接続しています。この中のSCE-46の下流側にあたるFI-25をFI-50にグレードアップしました。

サウンドがしっとりとして滑らかになり音数が増え、空間の表現や全体のバランス(特に低域の質感向上)が良くなりました。

Fi50 メイン電源ラインですので全てに効いてくるようです。すべての音がより明瞭になり、バランスが良くなり、セパレーションが向上しています。「きつい音」の部分がさらにマイルドになり居眠りしてしまいそうになるくらい「柔らかい」感触です。それでいてピアノの打鍵の立ち上がり感はは交換前より鋭く「ハッ」とさせられます。

Rebiton 次回は「壁コン」を交換予定です。このままではSCE-46の壁コン側プラグのレビトンのL型プラグもFI-50に交換をしたくなります。

フルテックさんにFI-50の仕様でL型プラグの作成をお願いしましたがなかなか難しいようです。