昨年12月20日にCR-1000プリと窪田式フォノイコが完成し(音質が合格)、鳴らし込みに入っています。毎日6時間以上鳴らしています。ようやく16日ですので約100時間ほど鳴らし込んだ処になります。この間に左右のバランスが崩れていたボリュームが正常に中央位置で使えるようになったり、質感アップ(特にヴォーカル)を経験しています。
今日は朝からワルキューレを聴いています。このCDを聴く限り、まだ「ふん詰まって」いると感じます。C-290を使っていた時には「ステージ」が出来ていたのですが、まだそこまで至っていません。出ている音数自体はかなり増えていてリアルなのですが、奥行き方向の表現がまだ出来ていません。
「伝送ロス」対策でプリアンプ内の配線を交換して、沢山の情報量を流せるようにしているのですが、プリアンプの先のチャンデバがまだその情報量を処理しきれていないように感じます。(現在のネックはチャンデバ) 奥行き方向がC-290の時より鮮明に出てくるようになれば「ふん詰まり」が取れた事になると思います。まだまだ鳴らし込みを続けないといけません。経験上、500時間をひとつの目安にしています。