Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

部屋の影響 その2

2014年05月04日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムに「DSP 4ch」のシステムを加えています。個人的にはSPユニットを追加したぐらいにしか思っていません。出ている音の比率もオリンパス 95%に対し、DSP 5%ぐらいですので、通常音量だとリアSPに耳を近づけてやっと聴こえる程度です。

今回「DSPシステム」を加えたのは「残響」を得る為。本質的に「音楽を楽しむ」事が自分のオーディオの目的です。2chに凝り固まるよりも「求めるモノを出来る様にする」(実践)して本質を追求したい。

「残響音の時間」は部屋の容積や硬度に比例しています。狭い部屋とデッドな環境ではより残響時間が短くなる傾向になります。こうなると、「本来の演奏時の残響時間」を確保しているのか疑問になってきます。また「録音された残響時間」と「再生時の残響時間」、それに「部屋の残響時間」が加わります。本来は「演奏(曲・場所・演奏者等)時の残響時間」のはずです。

同じ機器を使っていても部屋の大きさや硬さ、家具の違い等環境の違いで「同じCDが違うCDの様に聴こえる」のも「残響」がかかわっている部分が有ると思う。どれが正しいのか判らない状態だと思う。それならば「自分が楽しめるサウンドや残響」にする事が良いのではないかと思う。

今回のDSPシステムの追加で「残響時間」をいくらかコントロールする事が出来るようになったが、2chのシステムにリバーブやエフェクターを追加しても似たような効果を得られるのかも知れない。ただ2chのメインシステムがしっかりしていないと、昔の4chみたいに「音遊び」で飽きてしまうだろう。