Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

TEAC A-7030GSLの初音出し

2014年09月28日 | ピュアオーディオ
昨日待っていたTEAC A-7030GSLがやって来ましたが、あいにくテープ類を持って来ていなかったので、音出し確認が出来ませんでした。今日は、朝早くから取説を片手にテープをセットして、何とか「初音出し確認」をしました。



2TR38 10号リール用の機器を買ったのに、持っているのは7号リール19cmスピードだけ。20本程持っています。おそらく35年前以前の録音だと思います。何が入っているのか(録音しているか?)数本は記憶に有りますが、大多数は記憶に残っていません。



適当に、初めての音出し確認用にテープをセットして、動作の確認と音出し確認です。入っていたのはFMのエアーチェックで録った「野口五郎のコンサート」を愛川欣也氏と野口五郎氏が対談しながら進めている番組でした。頭の中にはまったく記憶が有りません。ついでに入っていたNEWSの内容から自分で録音したモノで有る事が判りました。

さて「初音出し」の印象は、テープヒスもなく「暖かみのある柔らかいごく自然な音」で、SN比等現在聴いているCDと違和感はまったく有りません。音の広がり感等情報量が多く、音自体にはむしろリアル感を感じる程です。これはなかなか素晴らしいサウンドになるだろうと予感します。

40年前の中古機器ですが、前オーナーが大切に使っていただろうと推測され、何の問題もなく使えそうな予感です。非常にスムースな回転系です。VUメーターもちゃんと動いています。操作系のSW類も高級品が使われている様で、タッチも軽く非常に使い易い感じです。

35年ほど前までは、私もビクターの普及クラスのオープンデッキを持っていましたので、それで長男の1才頃の食事風景を録音した記憶が有ります。その後はカセットデッキのTC-M5(デンスケ)の方に移行して行った事を思い出しました。

さあこれからは2TR38のテープを入手して、本当の2TR38の世界を楽しめるようにしたいと思います。