Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムのユニット組み合わせ実験中

2014年09月07日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムも昨日高域用アンプを元に戻し、ローインピ対策をしてからほぼ欲しかった質感になって来た。「もっと音楽を聴きたい」気になって来た。音が悪いと気持ちが萎えてしまう事が先月の実験で良く判った。音が悪いと聴きたくなくなって来る。

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先月から先延ばしにして来た、「自宅システムのユニット組み合わせ実験」を始めた。

自宅システムのユニットは、
1、ウーハー・・・JBL#D130(16Ω)
2、スコーカー・・・JBL#375(16Ω)+ハイルドライバー(amt1 8Ω)
3、ツウィーター・・・JBL#175DLH(8Ω)+#2405(16Ω)+DECCAリボン(8Ω)+ビクターリボン(8Ω)
4、ネットワーク・・・JBL N500(16Ω)+#3105(16Ω)

のユニットを使っている。

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「ローインピーダンス」の問題で、1台のパワーアンプでこれら7個のユニットを同時にドライブする事にはえらい無理が有る事が判った。左右のバランス(定位)や音のバランス(低域・中域・高域の)が壊れる事が判り、使うユニットを限定しないとまともなサウンドにならない。取りあえず先月の内に、D130+#375+175DLH+#2405のJBLオンリーラインに戻していた。しかし、ややキツメの中高域や音の細さが気にかかり、今一聴きたい気になれない。

昨夜、175DLHと#2405を並列接続から直列接続にしてインピーダンスを上げ、リボン系のツウィーターが使える準備をした。これで色々な組み合わせが可能になった。

D130+#375の組み合わせ(基本ライン)はそのままに、3ウェイと2ウェイのどちらが使えるかの実験をした。ハイルドライバーは800~24000Hzくらいまで使えるので、#375と組み合わせて2ウェイでも十分に使える様な帯域を持つ。しかし、実際は質感や音数は良いのだが、高域が奥まってしまい、もどかしい音にしかならない。

DECCAリボンは7KHzの内部ネットワークを持っているので2ウェイでも直ぐに追加して使える。3ウェイでも実験したが、2ウェイで375とパラレルで使った方がこのユニットの特徴である「みずみずしい」弦楽器の質感が得られた。他にも色々試して見たのだが、基本ラインにこのDECCAを追加した組合せが良さそうだった。

3ウェイにするとどうしてもアンプの負荷が増えて来る様な感じに聴こえる。低域の力強さが弱くなる傾向に出る。予感としては、基本ライン+3ウェイ(DECCAと2405)の組み合わせになって行くだろうと思う。が接続の仕方でインピが大きく変わってくるので、接続の仕方をまだ模索して行きたい。