ようやくLE8Tシステムが完成したので試聴です。箱内部配線は最高峰クラスで配線しています。ただ不満な接続方法では有ります。希望のフルテックのSP端子が使えなかったのでイマイチだと思っています。
ドライブするアンプはパイオニアのC3+M4のコンビ。さて出てきたサウンドは「低域の量感豊かなフルレンジのサウンド」です。サウンドの出来を極上・特上・上・中・下の5段階評価でするならば「特上」なサウンドくらいはイニシャルから出ています。ユニットもアンプも45年前かそれ以上古いものです。それでもまともに鳴ります。
ただ欲を言えば、高域がやはり物足りない。ここは追加でスーパーツィーターを足せばよくなる部分です。シングルコーン型としては音のバランスも良く非常に立派なサウンドです。
次に、A820ヴェッキオのサウンドを試聴です。内部配線は「シルバースター」クラスを採用。LE8Tを聴いてからこちらを聴くと、LE8Tがくすんで聴こえます。高域用のツィーターが有るので高域が伸びています。色がキラキラして思わず楽しくなります。こちらの方がSPシステムとしては完成度が高いですね。このクラスとしては音の厚みもあり「極上なサウンド」です。低域の量感もたっぷり有り、高域も伸びてキラキラ輝いています。ギターのイントロなどは「リアル」そのもの。ツィーターが付いた事で「音数」が違いすぎます。
D208システムやLE8Tシステムが完全に負けている。性能的に言えばこのヴェッキオを残したくなる。とりあえずの感覚で鳴らしてみての印象。LE8Tの試聴が終わったら、こちらをじっくり聴いて見たいと云う気持ちになっている。これが20㎝ウーハーか?と思うくらいエネルギッシュなパワフルなサウンドが出てくる。組み合わせたC3+M4のアンプが良い性かもしれない。