Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL A820ヴェッキオの箱内配線交換後の本格試聴

2018年03月12日 | ピュアオーディオ


昨日LE8Tシステムの後に聴いたA820ヴェッキオのサウンドが良かったので本格試聴しています。



ソースはキース・ジャレット「ケルンコンサート」。サウンドの試聴にはCDを用います。普段聴きにはFM放送を録音したMDを使います。キースのピアノがキラキラ輝いて活き活きとした鳴り方です。余韻もすごく自然で質感が良いですね。嫌な音がしません。音圧も殆ど感じず、目の前にステージが広がり、その中でキースが身体を揺らし歌いながら演奏している様が見える様です。10畳の部屋がキースのサウンドで満たされています。



ドライブするアンプは、パイオニアのC3+M4のアンプ。C3のレバーSWのトラブルも無くなり安定してきました。M4の方も先週までSW ONした後、Lchの音の出だしがRchより遅れていましたが揃ってきました。時々ノイズを出していましたが、それもこの1週間ほどは気付かなくなりました。

A820のサウンドは「極上」クラスですね。音のバランスと云い、エネルギー感の出方と云い、高域の冴えや繊細さ(音数の多さ他)はビックリする程です。ノーマルのJBLオリジナルと比較するも相手になりません。同じユニットとネットワークでも、内部配線材を交換すると高級品のSPに生まれ変わります。全く別次元のサウンドになると云って良いでしょう。

A820は同じ仕様で以前作って某オクで処分した事が有ります。今回はどうしようかな?と迷っています。

帰宅間際に「管球プリ2号」をお使いの常連さんがいらっしゃいました。36年ほど毎日聴いていると云うアルバムをこのヴェッキオで聴いていただきました。「え!!この質感で鳴ってしまうなんて???。大型SPが要らなくなってしまう・・・」とおっしゃっていました。