
2日前に自宅システムのメインアンプに座ったEXCLUSIVE C3+M4のアンプ。とても45年前のアンプとは思えない良いサウンドです。ローインピーダンス対応ではないので、ハイルドライバー、175DLH、ビクターリボンツィ―ターの3ユニットは休ませている。D130/#375/#2405/デッカリボンツィ―ターの4SPユニットで使っている。基本的にJBLの3ユニットで低域・中域・高域の帯域は出ているので+デッカリボンツィ―タ―の追加システムとしています。特にデッカリボンツィ―ターは外したくないユニットです。

オーディオ機器の全盛時代に作られたアンプですので機能が豊富なのが嬉しいですね。オリジナルの状態では、電源ラインが弱いので、どちらも3Pインレット化してNo1グレードの電源ケーブルを使っています。ラインケーブルもNo1グレードの物ばかりです。SPの能率が良いのでボリュームは-30dbセレクトで9時の方向以下での使用になります。
今までの経験で、「電源ケーブル・ラインケーブルを良質の物にすればそのケーブルの音になる」事を知っています。まさにその通りの状態です。アンプが古い・新しいは有りません。ケーブル作成の時に
①周波数帯域・・・銀線を使うことで20Hz以上を大きく伸ばしています。
②音数・エネルギー感の確保・・・断面積を大きくしている。
③質感・・・癖がなくタイトな音のバランスとしている。
④SN比の確保・・・ケーブル構造と材質で確保
⑤プラグ類の選択・・・音のキレやヌケの確保
をしています。ヒューズ類も良質の物に交換済でケーブルの効果を高めています。
更に、
⑥1年間エージングをして機器の活性化を完了。
させて使っています。
ただM4はエージング中にパワーSW(電源SW)がショートしてしまい、現在ON・OFFが出来ない状態ですのでC3のパワーSWに連動させて使っています。しかし、これも長くはもたなくなるだろうと予測して、パワーSW付きのタップを使ってM4の電源ON/OFFをする様に手配しています。
古いアンプで有ろうと鳴らし込んで良質のケーブルで接続してやれば、最新のアンプにも負けない良いサウンドに出来ます。最新のアンプも10年もすれば予備部品がなくなります。むしろディスクリートで組まれたアンプの方が修理はしやすいと思います。最新のリフロー半田で基板ごとに組まれたアンプでは、基板がなくなれば修理も難しくなります。