Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムの中・高域が随分良くなって来ている

2014年09月10日 | ピュアオーディオ
先月は余り気に入らない音色で、聴く事さえ辛く思えたサウンドが随分と変わって来た。レビンソンNo431LのFXヒューズ交換後、約2ヶ月してからの変化。

ゴールドスターシリーズケーブルの特徴である、中高音域のキレが上がって来て「音のエッジ」が立っているのが判る。艶やかな質感も一緒になって出て来て、ほぼ狙い通りの質感が手に入った様だと思う。

低域もクラシックを聴く分には不足感はない。聴き出すとそこを動きたくなくなる症状が出ているので、全体的なサウンドとして音質アップしたのだろう。

一時JBLのユニット+ハイルドライバーにして、リボンツィーターをローインピーダンスの為停止していたが、並列接続から直列接続にした事でインピーダンスが2Ω以下から4Ω程に上げて、アンプが正常にドライブしているからだろう。沢山のユニットを殆ど並列接続で使っていたのが「高音域の張り出し不足」に繋がっていたと思う。インピーダンスを考えて組み合わせることも必要だと認識した。

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ブログの引越

2014年09月09日 | ピュアオーディオ
今まで使っていた「ブログ人」のブログが廃止される事になり、「gooプログ」へ引越となりました。有料会員で8年近くやって来ましたが、OCNにはがっかりさせられます。

全ての記事を引越しましたが、写真等一部容量の関係で消えるモノも出て来るのではないかと危惧しています。

オーディオの「音質アップ」は終わりの無い旅と同じ。40年も続けていますので、これからも続けて行きたいと考えています。しかし、ここに来てシステムの完成度がグッと良くなって来ていますので、後もう少し・・・・と思っています。

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オリンパスシステムのサウンドが変わって来たが・・・

2014年09月09日 | ピュアオーディオ

昨日のブログでオリンパスのサウンドが変わって来た事を報告しましたが、FXヒューズを交換したら少なくとも二段階の「活性化」を感じるだろうと予測しています。

今回の「活性化」は「電源トランス」がヌケたのだろうと思います。当然その先がまだヌケていない訳で、今日も朝から聴いていますと、左右のバランスや低域の出方が随分と変わっています。当初の予定通り、約半年は見て置かないと完全には「活性化」しないだろうと思います。

聴こえる音の7割以上が500Hz以下の低域の音で占められている事を考えれば、本来は一番先にやらなければならなかった処ですが、残念な事に最後になってしまいましたので、大きな変化を経験せざるを得なくなった様です。「苦行」も付いて来ますので辛い処です。

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オリンパスのサウンドが変わって来た。

2014年09月08日 | ピュアオーディオ

7月や8月はオリンパスシステムを余り聴きたい気持ちにならなかった。その為ブログを休んだりとモチベーションが上がらなかった。その理由はどうやら低域用パワーアンプ(レビンソンNo431L)に有った様だ。

昨日辺りから急に低音のキレや分解能が上がり始めている。思い当たる事を考えてみると「6月23日にFXヒューズの導入」をしている。FXヒューズの導入で7月、8月は「ふん詰まって」いた様だ。それを何となく感じていたのだろう。それがヌケ始めて来ていると感じる。

SPユニットの方も昨日までは6SPユニットで有ったが、今日はリボン型のみを直列接続にして7SPユニットシステムへと完全に元に戻った。インピーダンスは最低4Ωぐらいまでに抑えないといけないと感じました。

低域用のNo431Lパワーアンプがヌケて来ているので、高域用アンプも元に戻り、全てのユニットも使えるようになった。以前の音の質感でより高域が伸びたサウンドになって来た。FXヒューズの効果は6カ月先だろうと予測していたが、対策した事を忘れていて、悪くなったところを何とかしようと思っても、元が良くならないとどうしようもないんだな・・・とつくづく思った。

オリンパスシステムもこれからは鳴らし込んで行けば良いだけになる。これからも低域のキレが上がり、音の密度も上がって来るだろうと思う。最後は床面の強度不足の対策になって来た様だ。

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自宅システムのユニット組み合わせ実験中

2014年09月07日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムも昨日高域用アンプを元に戻し、ローインピ対策をしてからほぼ欲しかった質感になって来た。「もっと音楽を聴きたい」気になって来た。音が悪いと気持ちが萎えてしまう事が先月の実験で良く判った。音が悪いと聴きたくなくなって来る。

Sp707j1_4

先月から先延ばしにして来た、「自宅システムのユニット組み合わせ実験」を始めた。

自宅システムのユニットは、
1、ウーハー・・・JBL#D130(16Ω)
2、スコーカー・・・JBL#375(16Ω)+ハイルドライバー(amt1 8Ω)
3、ツウィーター・・・JBL#175DLH(8Ω)+#2405(16Ω)+DECCAリボン(8Ω)+ビクターリボン(8Ω)
4、ネットワーク・・・JBL N500(16Ω)+#3105(16Ω)

のユニットを使っている。

Sp707j1_5

「ローインピーダンス」の問題で、1台のパワーアンプでこれら7個のユニットを同時にドライブする事にはえらい無理が有る事が判った。左右のバランス(定位)や音のバランス(低域・中域・高域の)が壊れる事が判り、使うユニットを限定しないとまともなサウンドにならない。取りあえず先月の内に、D130+#375+175DLH+#2405のJBLオンリーラインに戻していた。しかし、ややキツメの中高域や音の細さが気にかかり、今一聴きたい気になれない。

昨夜、175DLHと#2405を並列接続から直列接続にしてインピーダンスを上げ、リボン系のツウィーターが使える準備をした。これで色々な組み合わせが可能になった。

D130+#375の組み合わせ(基本ライン)はそのままに、3ウェイと2ウェイのどちらが使えるかの実験をした。ハイルドライバーは800~24000Hzくらいまで使えるので、#375と組み合わせて2ウェイでも十分に使える様な帯域を持つ。しかし、実際は質感や音数は良いのだが、高域が奥まってしまい、もどかしい音にしかならない。

DECCAリボンは7KHzの内部ネットワークを持っているので2ウェイでも直ぐに追加して使える。3ウェイでも実験したが、2ウェイで375とパラレルで使った方がこのユニットの特徴である「みずみずしい」弦楽器の質感が得られた。他にも色々試して見たのだが、基本ラインにこのDECCAを追加した組合せが良さそうだった。

3ウェイにするとどうしてもアンプの負荷が増えて来る様な感じに聴こえる。低域の力強さが弱くなる傾向に出る。予感としては、基本ライン+3ウェイ(DECCAと2405)の組み合わせになって行くだろうと思う。が接続の仕方でインピが大きく変わってくるので、接続の仕方をまだ模索して行きたい。


先月からの実験を中止

2014年09月06日 | ピュアオーディオ

先月からチャンデバのスロープを24dbに設定していたが、音楽が楽しくない。よって元の18dboctに戻した。私の装置の場合、SPユニットの組み合わせが特殊なので、18dboctがベターだと判断した。24dboctにすると帯域の重なりがキレすぎてスッキリし過ぎる。クロスオーバーポイントの音の重なりを緩やかにするか、スパッと切るかによって、そのシステムの相性や好みも有るのでこれで良いと思う。

次に、高域用のアンプをサトリのプリ+パワーにしていたが、これも元のGE6550シングルアンプに戻し、ケーブルもRCAタイプからXLRタイプに戻した。サトリアンプを使うと中域との相性が余り良くなかった。高域の伸びや繊細感は出て来るが、「音の厚み」の点で、低域・中域とミスマッチしている様だった。

GE6550シングルアンプに戻すにあたり、「ローインピ」対策をしなくては戻せないと思っていたので、JBLのユニットのみ(LE85+#2405)にするか、リボンツィーターを1個使うかでやって見たが、LE85+#2405+デッカリボンの3SPユニットに落ち着いた。ビクターリボンは取り外した。「ローインピ」はジワジワとアンプに負担がかかって来る様で、サウンドもジワジワ変わって来る様に感じる。これ以上サトリのアンプを使っていたら、こちらも負荷に耐えきれなくなると思った。

基本的に以前の組み合わせに戻った。ビクターリボンSPユニットのみお休みとなった。デッカリボンを外すと私の欲しいサウンドにはならない。この2週間くらいは音質が悪くてとても聴く気になってこなかった。重い腰をやっと上げました。やっと元のサウンド・質感に戻って来た様です。


音質対策の基本

2014年09月05日 | ピュアオーディオ

あちこちのオーディオファイル訪問で感じる事は、「機器偏重主義」が非常に多い事。機器には機器の問題が有り。ケーブルにはケーブルの問題が有る。部屋(床面の強度・容積・配置等)には部屋の問題が有るのに、全てを「機器の交換」で済まそうとしている方が非常に多い。それぞれに合った対策をしないと根本的対策とはならない。

例えばケーブルに問題が有るのに、「機器交換」して改善されたかの様に勘違いしている方も多いのではないだろうか?ケーブル類の役割や効果の本質的な部分を考える事が必要だと思う。電源部の対策もしかり、その本質は何だろうか?と考えないのだろうか。対症療法を重ねて来てもその範疇を出ないのでは、ノウハウは蓄積できない。「何故良くなったのか?」、「何故悪くなったのか?」の原因と本質を考えて行けばノウハウは蓄積できる。

SPや機器に出来る事、ケーブルに出来る事、電源部に出来る事等はおのずと見えて来る。SP・機器やケーブル、電源部に出来ない事を求めても、肩すかしを食うだけの事だと思う。

現在の自分のシステムでは、「床面の強度不足」が問題だと捉えている。これを機器で何とかしようと思ってもどうにかできる事ではない。やはり「床面の強度対策」をしなければ先に進めないのだ。2階の部屋で生演奏の重低音を求めている方も多い。その対策として、機器のグレードアップや、ケーブル類のグレードアップ、SPスタンドに「不具合の解消」を求められる方もいるが、本質的に「床面の強度不足」に帰結する。不具合の内容に合った対策をしなければ問題解決とはならない。


高域用アンプで雰囲気が大きく変わる

2014年09月04日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムのマルチアンプの高域用をGE6550シングルアンプからサトリのミニプリ+パワーに交換して約1ヶ月近くになるが、音の雰囲気や印象が随分と変わった。どちらが良いと云う訳ではないが、前のGE6550Sアンプの方がよりクラシック向きだと感じる。

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サトリのICアンプだと音の厚みがチョッと薄い様に感じる。その分高域が伸びて爽やかには管じるが、中域との音色的な繋がりの面では管球アンプ同士の方が相性が良さそうだと感じる。

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また元に戻したいと思うが、SPユニット4個を鳴らしているので、インピーダンスを合わせる結線にしないといけない。少しづつ実験をしてチューニングをして行かなければならないだろう。


密閉型の自作SPは作らない

2014年09月03日 | ピュアオーディオ

SPの自作もしていますが、「密閉型」は作らない様にしています。密閉型はARのアコースティックサスペンション方式で有名で、「小さな箱で重低音を出す」様になっています。

「密閉型」のSPはコーン紙に負担が掛る事と、「音こもり」がし易いのが難点だと思っています。スカッと抜けた低音が欲しいのであえて避けています。

「密閉型」のSPでバランスの良いSPを作るには、有る程度振動解析が出来るメーカーでないと上手く作れるはずが有りません。自作で作る場合はそんな装置もない状態で作る訳ですのでバスレフ型の方が無難に良い音に作れます。

先日、常連のお客さんとお話していたら、JBL#4425MKⅡからYAMAHA 1000Mに交換されたのだそうです。高域は良く出る様になったそうですが、低域の迫力が足りなくなってしまったそうです。個人的に「質感」はどうですか?と質問したら、「ホーン型」の質感の方がリアリティが有った様だと云う事でした。またJBLのホーン型SPに戻られるのかな?と思います。


暑い日は機器のレイアウト変更はしないほうが良い

2014年09月02日 | ピュアオーディオ

暑い日は機器にはなるべく触らない様にしています。SWを入れて聴く事は普段通りですが、機器の取り出し作業やユニットへ触ることは避けています。何故なら、「汗」が機器に落ちたら一貫の終わりになる事があるからです。

35年前くらいにLUXMAN SQ38FDⅡと云うアンプを夏場にレイアウト変更していたら、「汗」がぽたりと落ちました。運悪く基板の部分に落ちたので、その後「ショート」して火花が出ました。それでそのアンプはパーになりました。その時のショックが大きくて、夏場はなるべく触らないようにしています。

現在ではクーラーが普及して、部屋自体は室温を下げる事ができますが、作業する時は予期せぬ汗が出る事が有ります。トラブルを避ける為に涼しくなってから触るのが良いと思っています。